インドの大手取引所「ステーブルコイン3銘柄の上場廃止」を発表:WazirX


インドの暗号資産取引所「WazirX(ワジールX)」は2022年9月19日に、ステーブルコインである「USDC・USDP・TUSD」を日本時間2022年9月26日11:00をもって上場廃止とすることを発表しました。今後は段階的に関連サービスが停止されていく予定となっており、ユーザーが保有するUSDC・USDP・TUSDは、1:1の割合でBUSDに自動変換される予定だと説明されています。

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USDC・USDP・TUSD関連サービスを終了

インドの暗号資産取引所「WazirX(ワジールX)」は2022年9月19日に、以下3つの主要ステーブルコインを日本時間2022年9月26日11:00をもって上場廃止とすることを発表しました。
・USDコイン(USDCoin/USDC)
・パックスドル(Pax Dollar/USDP)
・トゥルーUSD(TrueUSD/TUSD)

WazirXは『USDC・USDP・TUSDの入金を停止して、新たな入金にも対応しない予定』と説明しており、ユーザーが既に保有しているUSDC・USDP・TUSDの残高は、1:1の割合で「バイナンスUSD(BUSD)」に自動変換される予定だと報告されています。

上場廃止後に実施される各種ステーブルコインの自動変換は10月5日以前に行われる予定で、自動変換完了後はBUSD残高からUSDC・USDP・TUSDを1:1の割合で引き出すことができるようになると説明されています。

「USDC・USDP・TUSDを上場廃止にして、BUSDに自動変換する」という対応は今月6日に大手暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」からも発表されていましたが、今回は新たにWazirXからも同様の対応が発表されることとなりました。

なお、BINANCEは2019年に「WazirXの買収」を発表していましたが、今年8月にWazirXが規制当局の監視下に置かれた後はWazirXの株式所有を否定、バイナンスのCEOは『買収には至らなかった』と表明した上で『WazirXを所有するZanmai Labの株式を保有したことはない』と説明していました。

USDC・USDP・TUSDの現物取引ペアは日本時間2022年9月29日にBINANCEからも削除される予定となっているため、今後はこれら3つの暗号資産の取引量がやや減少する可能性があると予想されます。

>>「WazirX」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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