MicroStrategy・エルサルバドル「ビットコイン価格暴落」についてコメント


ビットコイン(BTC)を大量に保有していることでも知られる「MicroStrategy(マイクロストラテジー)」のマイケル・セイラーCEOは2022年6月14日のツイートでBTC価格下落についてコメントし、BTCを保有し続ける方針を語りました。また、エルサルバドルの財務大臣も『BTC価格下落が国の財務に与える影響は非常に軽微である』と語ったと報じられています。

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MicroStrategy CEO「BTCの価格変動は想定内」と説明

ビットコイン価格が20,000ドル(約270万円)付近まで下落していることを受けて、仮想通貨業界ではBTCを大量に保有している「MicroStrategy(マイクロストラテジー)」の今後の動きにも注目が集まっていましたが、同社のCEOであるマイケル・セイラー氏は2022年6月14日のツイートでビットコインを保有し続ける方針を語っています。

MicroStrategyが今年4月にビットコインを追加購入した時点で同社が保有するBTCの平均購入価格は約30,700ドル(約414万円)と報告されていたため、MicroStrategyは現時点で含み損を抱えていることになりますが、マイケル・セイラー氏は今回のツイートで『BTCの価格変動が大きいことは予め想定してあり、逆境の中でも長期保有し続けることができるようバランスシートを構成している』と説明しています。


MicroStrategyがビットコイン戦略を採用した際に、ボラティリティを予測して、逆境の中でも長期保有を継続できるようバランスシートを構成しています。

マイクロストラテジーは2022年4月4日時点で約129,218BTCを保有していると報告しており、同社が保有するBTCを売却した際にはビットコイン価格にも大きな影響が出ると予想されるため、「今回の下落でマイクロストラテジーがBTCを売却するか」には注目が集まっていましたが、同社は今後もビットコインを長期的に保有し続ける予定であると考えられます。

なお、マイケル・セイラー氏は以前から『価格が暴落してもBTCを売る気はない』と繰り返し述べており、昨年12月には『ビットコイン価格は最終的に600万ドル(約8億1,000万円)になる』との予想も語っています。

エルサルバドルも「BTC急落の影響は非常に軽微」と説明

エルサルバドルもビットコインを自国の法定通貨の1つとして認める内容を含んだ「ビットコイン法」を採用してからBTCを購入・保有し続けているため、同国の今後の動きにも注目が集まっていましたが、同国の財務大臣も『今回のBTC価格下落が国の財務に与える影響は非常に軽微である』と語っていると報じられています。

複数の報道によると、エルサルバドルが保有するビットコインの価値はここ最近の下落で4,000万ドル(約54億円)ほど減少したとのことですが、エルサルバドルのAlejandro Zelaya財務大臣は『4,000万ドルは国家予算の0.5%にさえ満たない』『保有するBTCの価値は4,000万ドル下落しているが、私たちはBTCを売却していないため、損失ではなくあくまでも含み損である』と説明していると報告されています。

ビットコイン価格は現在も下落し続けているため、仮想通貨業界では今後のさらなる暴落を不安視する意見も増えていますが、マイクロストラテジーやエルサルバドル政府は現在も強気姿勢を維持しているため、今後も両者の定期的なビットコイン買い増しは続けられていくことになると予想されます。

>>「Reuters」の報道はこちら
>>「Deutsche Welle」の報道はこちら

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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