焦点:日銀、次回会合で政策維持の公算 景気判断も据え置き News

焦点:日銀、次回会合で政策維持の公算 景気判断も据え置き

[東京 16日 ロイター] - 日銀は18─19日に開く次回の金融政策決定会合で、年間80兆円の保有国債残高の積み増しを柱とする現行の量的・質的金融緩和(QQE)政策の現状維持を決める公算が大きい。政策運営の目安である消費者物価指数(除く生鮮食品、コアCPI)は前年比で下落しているが、エネルギーの影響を除いた基調的な物価は順調に上がっているためだ。景気判断も「緩やかな回復を続けている」との表現を据え置く見通しだ。

G20、経済政策で一段と協調すべき=BRICS首脳 News

G20、経済政策で一段と協調すべき=BRICS首脳

[ベレク(トルコ) 15日 ロイター] - ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)の首脳は15日、トルコで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会談に合わせて会合を開き、世界経済の回復はまだ持続可能な状態ではなく、G20メンバーはマクロ経済政策で一段と協調すべきとの見解で一致した。

7─9月期GDPは2四半期連続マイナス、投資・在庫が押し下げ News

7─9月期GDPは2四半期連続マイナス、投資・在庫が押し下げ

[東京 16日 ロイター] - 内閣府が16日発表した7─9月期国民所得統計1次速報によると、実質国内総生産(GDP)は前期比マイナス0.2%、年率換算でマイナス0.8%だった。4─6月期の前期比マイナス0.2%に続き2四半期連続のマイナス成長となった。設備投資と在庫投資が足を引っ張った。中国など新興国減速の影響で企業部門の慎重姿勢が強まったとみられる。消費や輸出は持ち直したが力不足だった。

経財相「10―12月期GDPはプラス」、補正規模は財政再建に配慮 News

経財相「10―12月期GDPはプラス」、補正規模は財政再建に配慮

[東京 16日 ロイター] - 甘利明経済財政相は16日、2015年7―9月期の国内総生産(GDP)が2・四半期連続でマイナス成長になったことについて「在庫投資がマイナス寄与した」との認識を示した。一方で、企業収益の改善を背景に今後も緩やかな回復基調が続くとの見方を示し、「10―12月期はプラスに転じると思う」と語った。