ブラックロック、トークン化MMF2商品を提供開始

BlackRockがトークン化MMF関連商品を提供

米資産運用大手ブラックロック(BlackRock)が、トークン化MMF(マネーマーケットファンド)関連2商品の提供開始を8月3日に発表した。

今回提供開始された商品は、「BSTBL OnChain Shares」と「BlackRock Daily Reinvestment Stablecoin Reserve Vehicle(BRSRV)」。両商品は、規制対象MMFの流動性や元本の安定性と、ブロックチェーン基盤の効率性を組み合わせたものだという。

BSTBL OnChain Sharesは、米国債や米国債を担保とするレポ取引などで運用する既存MMF「BlackRock Select Treasury Based Liquidity Fund」に設けられた、イーサリアム(Ethereum)上のトークン化シェアクラスだ。適用法令に従い、承認済みの投資家ウォレット間で移転できる。米金融サービス大手バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNY)が、移管代理人およびトークン化プロバイダーを務める。

BRSRVは、デジタル資産市場で活動する機関投資家向けに新設されたトークン化MMFだ。配当を毎日再投資する機能を備え、ステーブルコイン準備資産の管理を含む幅広いデジタル資産関連用途に利用できるという。

BRSRVのオンチェーンシェアは、イーサリアム、ソラナ(Solana)、テンポ(Tempo)に対応している。今後は、移管代理人またはファンドが定める適格性などの要件を満たす他のネットワークが追加される可能性があるという。デジタル証券のトークン化基盤を提供するセキュリタイズ(Securitize)が、BRSRVの移管代理人とトークン化プロバイダーを務める。

両ファンドは、総資産の100%を、現金、満期93日以内の米財務省証券、同証券を担保とする翌日物レポ取引に投資する。流動性と元本の安定性を重視しながら、収益の獲得を目指すという。

また両ファンドのオンチェーンシェアは、米国のステーブルコイン規制法「ジーニアス法(GENIUS Act)」上の適格準備資産となることを意図しているという。具体的には、同法上の認可を受けた決済用ステーブルコイン発行者が保有する準備資産としての利用を想定している。

ブラックロックの公式商品ページによると、8月3日時点で、BSTBLの基礎となる既存ファンド全体の規模は約64億1,480万ドル(約1兆40億円)となっている。

参考:ブラックロック1ブラックロック2
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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