トランプ大統領、ミームコインに関心なしか

トランプ大統領は2025年1月22日の会見で、自身の公式ミームコインについて質問を受け「よく分からない」と発言しました。

トランプ大統領は会見を行い、合弁事業を通して、米国のAIインフラに最大5,000億ドル（約77兆円）を投資すると発表しました。会見には合弁事業に参画するソフトバンクGの孫正義氏、OpenAIのサム・アルトマン氏、オラクルのラリー・エリソン氏などが出席していました。

上記の会見の中で、記者から「あなたは大統領在任中に、個人的に利益をもたらす製品を発売しましたね？」と、公式ミームコインについて質問が投げかけられました。

これに対して、トランプ大統領は「まず利益になったのか知りませんし、その利益がどこにあるのかも知りません。ローンチしたということ以外、よく知らないんです。非常に成功したということだけ聞いています」と回答しました。

記者から「ここ数日だけで、数十億ドル（数千億円）は稼いだはずですよ？」と質問されると、トランプ大統領は「数十億ドル？（数千億円）彼らと比べたら、大した額じゃない」と発言し、同席していた孫正義氏、サム・アルトマン氏、ラリー・エリソン氏らを指さしました。

トランプミームコインの影響

トランプ大統領は、大統領就任式直前の1月18日に自身の公式ミームコイン「オフィシャル・トランプ（Official Trump/TRUMP）」をローンチしました。

大きな反響が見られ、CoinMarketCapによると、1月22時点で時価総額ランキングで22位に位置しています。




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NFT Eveningの調査によると、該当のミームコインを購入した人の42%は初めて仮想通貨を購入し、80%以上が含み益を得ました。その後、妻のメラニア・トランプ氏も自身のミームコインを発行しています。

一連の動向によって、ミームコインプラットフォームのムーンショットや、仮想通貨取引所のアプリがApp Storeのアプリダウンロード数ランキング上位に位置するといった現象も見られました。

一方、同調査によると「自身の影響力を利用して仮想通貨市場を操作している」、「仮想通貨市場にとってネガティブな出来事」といった否定的な意見も見られています。

※価格は執筆時点でのレート換算（1ドル=155.9円）

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執筆・翻訳：BITTIMES 編集部
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参照元：ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ