今井雅人の「どうする? どうなる? 日本経済、世界経済」

豪ドル/円の下値は、かなり堅いと見る! 長期保有目的で買いポジションをキープ ブログ

豪ドル/円の下値は、かなり堅いと見る! 長期保有目的で買いポジションをキープ

■異常な金融緩和で麻痺した市場 日本でも、新型コロナウイルスの感染拡大が激しくなってきました。そうした状況を受けて、東京都をはじめとして、11の都府県に緊急事態宣言が出されました。
 普通の感覚で考えると、こうした厳しい措置が発令されれば、日本経済にとってのマイナスの影響を懸念して、日本株が急落するというのが定番なのですが、コロナ禍では、こうした普通の感覚がまったく通用しません。
日経平均 日足(出所:TradingView)
 昨年(2020年)からの異常な金融緩和で...
コロナバブルは2021年も継続。資源国通貨 買いが有効。米ドル/円はバイデン政権次第 ブログ

コロナバブルは2021年も継続。資源国通貨 買いが有効。米ドル/円はバイデン政権次第

■2021年もコロナバブルは継続へ 皆さま、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 昨年(2020年)は、新型コロナウイルスに世界中が振り回される1年となり、一生、忘れられない年となりました。今年(2021年)は、新型コロナウイルスを撲滅できることを、心より願っています。
 さて、その上で、今年1年の相場展開を占うことになりますが、私は、今年もコロナバブルが続く1年になると考えています。
 現在、日本も含め、世界各国で新型コロナウイルス...
英国とEUがFTA交渉で、ついに合意! 英ポンドには好材料。下落のリスク低下 ブログ

英国とEUがFTA交渉で、ついに合意! 英ポンドには好材料。下落のリスク低下

■クリスマス明けから取引は活発に 本日(12月25日)は、クリスマスで世界中の市場が休場となります。
 日本の場合は、年末年始が長期休暇となり、企業も休業となりますが、欧米の場合はクリスマス休暇が主体で、年末年始という概念がなく、休業も1月1日の1日だけです。
 むしろ、クリスマスが終わると、実質的な翌年のビジネスがスタートしますので、取引は活発化してきます。年末年始は大きく動くことが、これまでもよくありました。来週の12月29日(火)あたりから、取引が本格化してくると...
ワクチン普及で株高・円安の復活に期待! 引き続き資源国通貨や新興国通貨の買いで ブログ

ワクチン普及で株高・円安の復活に期待! 引き続き資源国通貨や新興国通貨の買いで

■クリスマス明けに向けて英気を養うとき 今年(2020年)も残すところ、あと少しとなってきました。欧米諸国では、日本と違って年末年始という概念があまりなく、クリスマスのほうが大きなイベントであることは、皆さんもご存知のことだと思います。
 そのため、例年、クリスマスの1週間ぐらい前から、段々と金融市場での取引が少なくなって、閑散としてきます。
 今年も同様の動きになるでしょうから、これからは、徐々に動きが鈍くなってくると思います。
米ドルVS世界の通貨 日足(リアルタイ...
英ポンド、12/14(月)アジア市場の動きを 警戒! 英国とEUの通商交渉が最終局面に ブログ

英ポンド、12/14(月)アジア市場の動きを 警戒! 英国とEUの通商交渉が最終局面に

■英ポンドは週明けの動きに警戒を! 英国とEU(欧州連合)の通商交渉は、年末の期限が迫り、いよいよ最終局面に入ってきています。交渉の中では、特に、漁業権と英国企業への補助金などが、残っている大きな争点となっています。
 ここまでの交渉では、なかなか溝が埋まらず、このままでは決裂してしまうのではないか、との懸念が広がってきていました。しかし、どちら側も、本音では破談に終わらせたくはないはずで、実際には、交渉の期限を延ばし延ばしにして、12月13日(日)まで協議を行うことになっていま...
緩やかなペースでリスクオンの展開が続く。 ユーロ/円130円、メキシコペソ/円6円へ! ブログ

緩やかなペースでリスクオンの展開が続く。 ユーロ/円130円、メキシコペソ/円6円へ!

■ワクチン普及で益々、リスクオンの展開に 米国や英国などで、新型コロナウイルスに対するワクチンの承認が進んでいます。これで、近いうちにワクチンの普及が始まることが、確実になりました。
 現在の世界経済を取り巻く環境の中では、このコロナの問題が最大、いや、唯一と言っていいくらいのテーマですので、ワクチンの普及を受けて、これからの金融市場は、益々、リスクオンになっていくであろうということは、まず前提で、お話をしておきたいと思います。
 では、その上で、リスクオンの動きが今後...
官製相場の株式市場は当面、崩れない! ならば、為替は円安傾向が緩やかに続くか ブログ

官製相場の株式市場は当面、崩れない! ならば、為替は円安傾向が緩やかに続くか

■政治の混乱は回避か。バイデン新大統領誕生へ 米国の政治関係では、先週(11月16日~)からさらに進展がありました。トランプ大統領も、米大統領選の結果はまだ、正式には受け入れていないものの、大統領実務の引き継ぎには応じたため、バイデン氏の組閣などが進んでいます。
 これで、米国ではさほどの混乱なく、来年(2021年)1月に、バイデン新大統領が誕生することになりそうです。
【参考記事】
●米大統領選とは? 制度のしくみや特徴、米ドルなどの為替相場や株価への影響を解説
写真は米大統領...
円高になったところでドル/円・クロス円の 買い。東京オリンピック開催も見えてきた!? ブログ

円高になったところでドル/円・クロス円の 買い。東京オリンピック開催も見えてきた!?

■世界全体で止まらないコロナの感染拡大 世界各国で、新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。
 やはり、寒くなり、かつ乾燥すると、ウイルスが長生きするので、感染が拡大するというのは本当のようです。日本でも、1日の新規感染者数が、過去最大を更新してきています。
新型コロナウイルス感染者数の推移(日別)(出所:世界保健機関)
 しかし、日本を含め各国は、緊急事態宣言やロックダウン(=都市封鎖)をしたときの、経済の破壊的な落ち込みを見ていることもあり、今回は、経済を回しな...
米ドル/円は106円を超えれば110円も視野! 米ドル安ではなく、緩やかな円安の可能性 ブログ

米ドル/円は106円を超えれば110円も視野! 米ドル安ではなく、緩やかな円安の可能性

 注目の米大統領選は、バイデン候補の勝利が、ほぼ確定的になりました。トランプ陣営が、不正選挙だと各地で訴訟を起こしていますが、おそらく、上手くいかないと思います。
【参考記事】
●米大統領選とは? 制度のしくみや特徴、米ドルなどの為替相場や株価への影響を解説
●大接戦の米大統領選。結果確定には時間を要するか。バイデン氏勝利なら株高・円安へ(11月5日、今井雅人)
●米大統領選はバイデン氏勝利が既成事実化。米ドル安継続、豪ドル/米ドルの押し目買い!(11月9日、西原宏一&大橋ひろこ)
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大接戦の米大統領選。結果確定には時間を 要するか。バイデン氏勝利なら株高・円安へ ブログ

大接戦の米大統領選。結果確定には時間を 要するか。バイデン氏勝利なら株高・円安へ

 今日は、11月5日(木)。米大統領選から2日が経ちました。しかし、現段階においても、どちらが勝利するのは、まだわかりません。
【参考記事】
●米大統領選とは? 制度のしくみや特徴、米ドルなどの為替相場や株価への影響を解説
●トランプ氏がフロリダを制す! 結果判明は長期化も? 情報錯綜、金融市場は複雑な動き
 こういう状況の中で、コラムを書くのはとても難しいのですが、一応、解説を含めて書いていきます。
■大接戦の米大統領選。バイデン候補はあと6人 私が現在、このコラムを...