バイナンス、サークルと5年契約。1億ドル出資し新興市場でUSDC普及へ

BinanceがCircleに1億ドル出資

海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンス(Binance)と米サークル(Circle)が、USDCの普及に向けた戦略的提携を拡大し、新たに5年間の商業契約を締結したと9月22日に発表した。バイナンスはあわせて、サークルの株式取得を通じて1億ドル(約158億円)を出資した。

なお両社は2024年11月、USDCの普及に向けた契約を締結し、同年12月に戦略的提携を公表した。2025年8月にはUSDCの普及促進に関する契約を拡大している。今回の5年間の契約は、これら従来の契約に代わるものだ。

両社は今回の契約を通じて、特に新興市場で、サークル発行の米ドル建てステーブルコイン「USDC」へのアクセス拡大を進めるとのこと。バイナンスは自社プラットフォーム上でUSDCの認知向上や各種サービスへの統合を進める。またサークルはUSDCの保有・利用を支えるインフラサービスを提供するという。

サークルが米証券取引委員会(SEC)に提出した資料によると、今回の契約締結と株式取得は9月17日に行われたという。

サークルは、私募を通じてクラスA普通株式123万7,011株を1株80.84ドル(約1万2,700円)でバイナンスに発行・売却したとのこと。両社によると取得価格は、取引完了前のサークル株の市場価格から5%割り引いた水準だったという。

SEC提出資料によると、今回の新たな契約では、サークルのモジュラー型スマートコントラクトウォレットのインフラサービスを通じて保有されるUSDC残高を基に、サークルがバイナンスに月次のインセンティブ手数料を支払う。手数料は同残高の一定割合に相当する額だ。契約期間は5年間だが、特定の事由が生じた場合には、両社それぞれが期間満了前に契約を終了できる。

またバイナンスは一定の例外を除き、株式取得の完了日から最長2年間、取得したサークル株の売却、譲渡、担保設定、ヘッジなどを行わないことに合意した。ただし、一定の条件のもとでバイナンスが商業契約を終了した場合、2年を待たずに制限が終了する可能性がある。 

 

参考:バイナンスサークルSEC
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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