Polygonの新トークン「POL」コントラクトがメインネットで稼働

Polygon 2.0における重要なマイルストーン

ポリゴン(Polygon/MATIC)の開発元である「Polygon Labs」は2023年10月25日に、MATICに代わる新トークンである「POL」のスマートコントラクトがイーサリアムのメインネット上で展開されたことを発表しました。

POLは、Polygonの大型アップグレードとなる「Polygon 2.0」の一環としてローンチされる新トークンであり、既存のトークンである「MATIC」が「POL」に1対1の割合で置き換えられることになっています。

Polygon Labsは今年7月に、MATICをPOLに置き換えるアップグレード計画を発表していましたが、今回の発表では「POLのスマートコントラクトイーサリアムのメインネット上で稼働したこと」が報告されています。

POLトークンのアップグレードがイーサリアムのメインネット上で開始されました。

この夏リリースされた「Polygon 2.0」は、イーサリアムを拡張してインターネットのバリューレイヤー(価値層)を構築するためのロードマップです。POLはその未来を解き放ちます。

POLは、ZKベースのL2チェーンの広大なエコシステムを強化することができる次世代トークンです。これは、POL保有者が複数のチェーンを検証し、それぞれのチェーンで複数の役割を果たすことを可能にするネイティブな再ステーキング・プロトコルによって実現され、POLを非常に生産的なトークンに変えます。

この大きなマイルストーンは、数ヶ月にわたる開発、広範なコミュニティでの協議、テストネット立ち上げの成功の結果です。関係者の皆様、本当にありがとうございます。

一緒にインターネットのバリューレイヤーを構築しましょう!

今回の投稿で語られている「バリューレイヤー(価値層)」とは、インターネット上で”価値”を交換できるネットワークのことを指します。従来のインターネットでは”情報”を交換することができましたが、Polygonネットワークでは”価値”も交換することができるようになるという意味です。

新トークンである「POL」はPolygonエコシステムに複数の大きな利点をもたらすと期待されています。POLへのアップグレードがもたらすメリットについては「こちらの記事」で紹介しています。

なお「Polygon PoS」や「Polygon zkEVM」のユーザー、MATIC保有者、ノード運営者、ステーカーなどは現時点では特に何もする必要はないとのことで、既存のコントラクトは以前設計された通りに機能していると説明されています。

また、MATICからPOLへの変換も簡単に実行できるようになっており、以前の発表では「アップグレード用のスマートコントラクトにMATICを送信すると、同量のPOLを自動的に受け取ることができる」と説明されています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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