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MT4 10月は堅調に推移 ブログ

MT4 10月は堅調に推移

MT4の自動売買状況です。10月からは、大変動に備えて稼働EAを一つにしてあります。いつの時期も手は出さずに放ったらかし運用が理想なのですが、まだそこまでの自信を持つまでには至っていません。EAつくりと安定稼働できる商用EA探しを続けながら、少しづつ理想に近づければと思っているところです。
市場からの「倍返し」を警戒。甘い認識は 捨てよ!ドル/円は115.89円へ向け始動!? ブログ

市場からの「倍返し」を警戒。甘い認識は 捨てよ!ドル/円は115.89円へ向け始動!?

■米ドル/円は115.89円に向けて動き始めた? 米ドル安が一段と進んでいる。

 昨日(10月15日)の市況でいうと、ドルインデックスは一時94の節目を割り込み、米ドル/円は118円の節目割れ寸前だった。

ドルインデックス 日足  (出所:CQG)

米ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

 米ドル/円に関して、昨日(10月15日)の値動きは、前回のコラムで指摘した中期スパンにおける115.89円のターゲットへ向けての始動とも言える。

【参考記事】

●日銀追加緩和は「最後の一手」として封印、米ドル/円は115.89円をめざして下落か 

米ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

 もっとも、115.89円は米ドル/円の8月24日(月)安値にすぎず、同安値の打診自体はサプライズとは言えなくなっている。ただし、8月24日(月)の暴落はあまりにも強烈だったので、同安値の再打診があれば、米ドル/円がより本格的な反落を加速していく公算が高いと見なされ、ひとつの目安にはなると思われる。

 米ドル/円の反落が、ドルインデックスの反落とリンクする値動きが強まっていることから考えると、米ドル全体のトレンドがより鮮明にとらえられる。

 米ドル全体の一段安の警戒サインとして、目先、ドルインデックス日足の50日移動平均線が、200日移動平均線を下回っていることに注意が必要だ。何しろ、これは2014年7月以来の出来事であり、米ドルがさらに一段調整することを暗示、米ドル/円と同じく、8月24日(月)安値92.62の再打診があれば、一段と反落の余地を拡大する公算が大きい。 

ドルインデックス 日足(出所:CQG)

■ファンダメンタルズが脆弱なのにユーロの堅調さが目立つ 2015年年内の米利上げ観測が急速に後退している中、米ドル高を支えてきた材料の剥落がメインシナリオとなり、いわゆるリスクオフの恩恵が見られなくなってきたことが、6月以来の為替マーケットの基調だと思う。

 対照的に、ファンダメンタルズが脆弱でQE(量的緩和)の拡大もあり得るというのにユーロは堅調さが目立ち、よりいっそう米ドルの軟調が浮き彫りになっている。 

ユーロ/米ドル 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 日足)

 EU(欧州連合)サイドの問題は、従来の構造問題以外にもっとも気になるのが、やはり大規模なQEがあっても物価水準がECB(欧州中央銀行)のターゲットに届いていないということだ。

 このような頭痛の種について、ドラギECB総裁以外で、もっとも共感できる人は黒田日銀総裁というほかあるまい。日銀がQEの先発組だっただけに、黒田さんの悩みはもっと深いと言えるのではないかと思う。

 ところで、前回のコラムで述べたように、日銀が… 
「美女為替」をFX口座に搭載 アラート値になったら女性登場 女性も20名のなかから指名(!) マネックス証券 tradable(トレーダブル) ブログ

「美女為替」をFX口座に搭載 アラート値になったら女性登場 女性も20名のなかから指名(!) マネックス証券 tradable(トレーダブル)

FXサイトで女性が為替レート板を持っている写真をよくみかけます。所謂「美女為替」というものです。それを応用して、設定レートになったら女性が為替レートをFX口座画面上でお知らせしてくれるというある意味画期的(?)なアプリが登場しました。このユニークな機能、マネックス証券のtradable(トレーダブル)ならではですね。面白いので私も入れてみました。マネックス証券 tradable(トレーダブル) エンタメFX活用中
ドル/円ブレイク材料は10月最終週に集中! それまでは「弱含みのレンジ相場」か ブログ

ドル/円ブレイク材料は10月最終週に集中! それまでは「弱含みのレンジ相場」か

■市場は、全面的な「米ドル安」相場に変わってきた 今週(10月12日~)は、週明けの12日(月)が体育の日の祝日で東京市場が休場となったほか、NY市場もコロンブスデーとあって米債券市場が休場。市場は、かなり流動性の薄いマーケット環境を余儀なくされました。

 そんな中、先週(10月5日~)1週間を通して展開された「リスクオン」の動きも一服。14日(水)のNY市場では、全面的な「米ドル安」相場へと、市場の雰囲気が変わってきた様がうかがえます。

米ドルVS世界の通貨 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 1時間足)

■弱い米経済指標結果が、追い打ちをかける格好に… 前回のコラムで、私は、「米国の年内利上げの可能性は、ほぼなくなったのではないかと考えている」とお伝えしましたが、14日(水)は、市場がその認識をさらに強める展開となりました。

【参考記事】

●追加緩和に応じない黒田総裁の本音とは?ポイントは昨年秋から急落した原油価格!(10月8日、今井雅人)

 このところ、毎回、市場参加者を落胆させることが多く、一部からは、「鬼門」とまで呼ばれている米小売売上高が発表されましたが、その数字は、前月比0.1%と、市場予想の0.2%を下回る弱いものとなりました。

(詳しくはこちら → 経済指標/金利:米国主要経済指標の推移)

 そして、さらに追い討ちをかけるように、同時に発表された9月米PPI(生産者物価指数)が、前月比マイナス0.5%と、市場予想のマイナス0.2%を大幅に下回る弱い結果となりました。

 コアの数字は、0.1%の予想だったにもかかわらず、なんとマイナス0.3%とかなりひどい数字。

■さらに、米利上げ時期の先延ばし観測が高まっている その後に公表された米地区連銀経済報告(ベージュブック)でも、「賃金上昇は、ほとんどの地域で抑制された」との見解が示されたほか、「米ドル高が製造業や観光業を打撃、と多くの連銀が指摘している」ことが判明すると、米長期金利の大幅な低下とともに、米ドル/円は、一時118.61円まで売り込まれました。

米ドル/円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 1時間足)

 米10年債利回りは、一時1.9718%まで低下しています。

米10年債利回り 1時間足(出所:CQG)

 市場では、さらに米利上げ時期の先延ばし観測が高まる結果となっています。

 FFレート先物(※)価格から算出される予想織込み度ですが、昨日10月14日(水)に発表された一連の米経済指標を受けて、10月の利上げ確率が前日13日(火)の10.0%から6.0%、12月の利上げ確率が37.0%から28.5%にまで急低下していることからも、その様子を感じることができます。

(※編集部注:FFレートはフェデラルファンド金利のことで、米国の政策金利。「FFレート先物」はそれを対象とした先物)

 ただ、本日10月15日(木)の…
NYダウは節目到達、調整あって仕方なし。 日本生命が豪ドル/円相場を下支え!? ブログ

NYダウは節目到達、調整あって仕方なし。 日本生命が豪ドル/円相場を下支え!?

■NYダウが1万7000ドルの大台回復 みなさん、こんにちは。

 10月2日(金)の米雇用統計の悪化をきっかけに、米国の利上げ予想が大きく後退。

【参考記事】

●弱い米雇用統計に日銀の追加緩和もナシ! でも米ドル/円が急落しなかったワケとは?(10月8日、西原宏一)

 連れて、NYダウは7日続伸。10月2日(金)に1万6013ドルで底入れしたNYダウは10月13日(火)には1万7172ドルに到達。1万7000ドルの大台を回復しました。

【参考記事】

●NYダウが1万7000ドルの節目を回復して、リスク資産全般が上昇!ドル/円の今後は?(西原宏一&松崎美子)

NYダウ 日足(出所:CQG)

 これに呼応して、急速に値を戻したのが豪ドル/円。10月2日(金)に83.27円の安値に到達して以降、NYダウの回復に歩調を合わせ7日続伸し、10月12日(月)に88.63円の高値に到達。

豪ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:豪ドル/円 日足)

 豪ドル/円は株のプロキシー(代替)として動くことは知られていますが、今回もNYダウと歩調を合わせ、急回復を見せています。

■日本生命のM&A絡みの報道が豪ドル/円の支えに もうひとつ、NYダウの続伸に加え、豪ドル/円のサポートとなる要因があります。それがM&Aに関する報道です。

日本生命:豪銀の保険事業買収で合意へ 10月内にも

日本生命保険がオーストラリアのナショナル・オーストラリア銀行の保険事業を買収する方向で最終調整に入ったことが13日、分かった。買収額は2000億~3000億円程度となる見通し。月内にも合意し、来年3月末までに手続きを完了したい考え。実現すれば日本生命の海外M&A(企業の合併・買収)としては最大規模となる。

第一生命保険に国内首位の座を奪われた同社だが、9月に発表した三井生命保険の買収に続いて、成長する海外市場で大規模なM&Aに踏み切ることで首位奪還を目指す。今年度の決算にナショナル・オーストラリア銀行の収益を反映させる方針だ。

ナショナル・オーストラリア銀行はオーストラリアの主要銀行のひとつ。保険事業については、国際的な規制強化や低金利で運用益を確保しにくい中で、売却先を探していた。日生は人口減少で市場が縮小する国内だけでは高い成長を確保できないと判断。買収を通じて海外事業を強化する。

出所:毎日新聞

 報道のとおり、人口減少で市場が縮小する国内だけでは高い成長を確保できないと判断した企業の買収案件が再び注目されています。こうした報道が中期的に豪ドル/円をサポートする可能性が濃厚。

豪ドル/円 週足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:豪ドル/円 週足)

  豪ドル/円は、NYダウと連動する傾向があるのは前述のとおり…