甘利担当相「投資しないのは重大な誤り」、企業のマインド転換迫る News

甘利担当相「投資しないのは重大な誤り」、企業のマインド転換迫る

[東京 16日 ロイター] - 甘利明経済再生担当相は16日、企業に投資を促す「官民対話」後に記者会見し、「過去最高の原資がありながら投資しないのは、企業経営者として重大な経営判断の見誤りになる」と強調した。主に国内への投資が伸び悩む中、あらためて経営者のマインド転換を促し、経済の好循環を確立したい考えを示した。

軽の次期モデルも協業継続、生産は三菱のまま 日産が設計開発 News

軽の次期モデルも協業継続、生産は三菱のまま 日産が設計開発

[東京 16日 ロイター] - 日産自動車と三菱自動車は16日、軽自動車分野の協業を次期モデルでも続けることで合意したと発表した。従来通り両社の合弁会社が企画開発し、三菱の水島製作所(岡山県倉敷市)で生産する。設計開発などは三菱に代わって日産が担当する。次期モデルは2018年度中の発売を予定する。

「幻の利上げ」に揺れる市場、経済鈍化で金融相場復活 News

「幻の利上げ」に揺れる市場、経済鈍化で金融相場復活

[東京 16日 ロイター] - 米国の「幻の利上げ」に市場は揺れている。世界経済が鈍化し、米利上げ観測が後退。金融相場が復活する中で、利上げに備えていたポジションが、各市場で巻き戻されている。一方で先行きは不透明さを増し、緩和マネーを背景とした短期筋主導の相場展開が続き、一段と振幅が激しくなっている。

中国経済、一般に言われているより悪い=渡辺JBIC総裁 News

中国経済、一般に言われているより悪い=渡辺JBIC総裁

[東京 16日 ロイター] - 国際協力銀行(JBIC)の渡辺博史総裁(元財務官)は16日、銅価格の下落を根拠に「中国経済は一般に言われているよりも減速している可能性が大きい」と指摘した。先週末ペルーで開かれ自身も参加した20カ国(G20)財務相・中銀総裁会合では、7─9月の国内総生産(GDP)成長率が従来の7%から大幅に減速する公算が大きいとの見解を示した。記者団との懇談で語った。

景気大きく下振れなら機動的対応で内需喚起を=諮問会議提案 News

景気大きく下振れなら機動的対応で内需喚起を=諮問会議提案

[東京 16日 ロイター] - 政府は16日開催の経済財政諮問会議で、アベノミクス第2ステージに向けた政策方針について議論した。民間議員からは、スローガンの「1億総活躍社会」実現には、好循環の拡大・成長の加速を実現すべきとして、景気が大きく下ぶれする恐れが生じた際には、再びデフレに戻さないよう機動的に対応し、消費や設備投資を喚起すべきとの提案がなされた。

TPP対応、対策費より成長事業に財政投入=諮問会議民間議員提案 News

TPP対応、対策費より成長事業に財政投入=諮問会議民間議員提案

[東京 16日 ロイター] - 政府は16日、経済財政諮問会議を開催し、TPP(環太平洋連携協定)合意を受けて国内対応策のあり方などを検討した。基本的な考え方として民間議員から、農業への打撃緩和のためのいわゆる「対策費」という考え方はとらず、成長に向けた攻めの事業に歳出を充てるべきとの方針が示された。