
2021年こそ「新たな円安時代」の幕開けか。 米ドル/円をめぐる2つのシナリオとは?
■英国とEUの通商交渉は合意したが、反応は冷ややか 英国とEU(欧州連合)の通商交渉が合意に達したが、マーケットの反応は意外に冷淡であるように見える。英ポンド/米ドル 日足(出所:TradingView) クリスマス休場なので、商い薄の側面もあるが、長く続いてきた「離婚劇場」だっただけに、当事者同士を含め、市場参加者全員がうんざりしすぎたせいか、とも思われる。年越しが回避されたところで、ホッとする雰囲気のほうが大きいかもしれない。■2020年の株式相場は、歴史に刻まれる激動...