BTC「2029年に30万ドル」フィデリティ幹部が強気転換を示唆

この記事の要点

  • フィデリティ幹部「BTC新たな強気相場が進行中」
  • 6万ドル維持を根拠に2029年30万ドルを予測

まずはビットコイン(BTC)を詳しく

ティマー氏「BTC強気相場が進行中」

フィデリティ・インベストメンツのグローバル・マクロ部門ディレクター、ジュリアン・ティマー氏は2026年9月26日、自身のX(旧Twitter)で、ビットコイン(BTC)について「新たなサイクル的な強気相場が進行中」との見解を示しました。

同氏は「パワーロー(べき乗則)※1」分析にもとづき、ビットコインが6万ドル(約940万円)を割り込まずに推移したことを今回の強気判断の根拠に挙げており、公開したチャートでは6万ドルを強気相場継続の分岐点に位置づけています。


※1:価格が時間の経過とともに一定の数式に沿って伸びていくとみる長期分析の手法

ビットコインは12万2,765ドル(約1,930万円)の高値から一時6万4,165ドル(約1,000万円)まで下落したものの、その後は反発し、チャートの基準日となる2026年9月20日時点で8万1,218ドル(約1,275万円)まで回復しました。

こうした値動きを踏まえ、ティマー氏はパワーローが新たな強気サイクルの進行を示していると分析し、2029年に30万ドル(約4,710万円)を目指すとの予測を示しています。

ビットコインのパワーロー(べき乗則)分析では、6万ドルを維持したことを受けて、新たな周期的な強気相場が始まっているとの見方が示されています。

2029年には30万ドルを目指す可能性があります。

BTC強気サイクル、2指標が示す根拠

チャートが示す長期軌道と支持線

ティマー氏が公開した「Bitcoin’s Power Law」と題するチャートは2026年9月20日時点の週次データにもとづき、FMRCo(フィデリティの運用子会社)・ブルームバーグ・ヘーバーアナリティクスを情報源としています。

チャートにはビットコインの価格推移とともに、長期的な成長軌道を示すパワーロー・トレンドラインと、その下方に位置するパワーロー支持線が描かれています。

2026年9月20日時点のパワーロー支持線は5万1,820ドル(約815万円)となっており、ビットコイン価格は同水準を上回って推移しています。

BTC対ゴールド比率、過去の底値圏と一致

ティマー氏は同じチャートに、ビットコインと金(ゴールド)の相対的な値動きを示す「BTC/ゴールド比率」の52週Zスコアも掲載しました。

同指標は過去の調整局面で-120%、-118%、-102%まで低下しており、直近でも−100%を記録しており、過去のサイクルボトムと同じ深さに達したと同氏は指摘しました

パワーローとの価格差を示す「BTC vs Power Law」は直近で+6%を記録しており、ビットコイン価格がほぼトレンドライン上まで戻ったことを示しています

2029年30万ドル、パワーローが示す道筋

ティマー氏が示した2029年30万ドルという水準は、今回公開したパワーローの長期的な価格軌道にもとづく予測となっています。

チャートではビットコイン価格の長期トレンドラインと支持線が時間の経過とともに上昇しており、同氏はその延長線上に30万ドルの水準を置いています。

一方、チャートには「過去のパフォーマンスは将来の結果を保証するものではない」と明記されており、30万ドルはあくまでパワーローにもとづく数学的な推計にとどまるとしています

BTC×金の比較、フィデリティの一貫した軸

フィデリティはこれまでも、ビットコインと金(ゴールド)を比較する仮想通貨(暗号資産)分析を公表してきました。

今回の投稿でもティマー氏はBTC・ゴールド比率をチャートに盛り込み、フィデリティがこれまで取り上げてきた金との比較を分析材料の一つとしています。

そのうえでティマー氏は、6万ドルを維持したビットコインについて「新たなサイクル的な強気相場が進行中」との見方を示し、2029年に30万ドルを目指すとの長期予測を打ち出しています。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=157.70 円)

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Source:ジュリアン・ティマー氏X投稿
サムネイル:AIによる生成画像

参照元:仮想通貨ニュース最新一覧【毎日更新】 - 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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