法律事務所ZeLo・外国法共同事業（以下、法律事務所ZeLo）は、2024年3月21日(木)、日本マイクロソフト株式会社（以下、日本マイクロソフト）と共催で、オフラインイベント「Web3事業を社会実装させるには？技術面・法律面から専門家が解説」を開催しました。

チケットは締切前に完売し、イベント当日は学生の方から企業の代表・役員の方まで、幅広い層の方にお越しいただきました。
本レポートでは、イベントの様子をお届けします！

「Web3事業を社会実装させるには？技術面・法律面から専門家が解説」開催概要

「Web3事業を社会実装させるには？技術面・法律面から専門家が解説」は、法律事務所ZeLoと日本マイクロソフトの「Microsoft for Startups Founders Hub」が共同で開催したオフラインイベントです。

スタートアップ企業の経営者の方や、Web3ビジネスを展開している・展開を検討している・関心がある企業の方、企業の新規事業・企画担当者の方を主な対象として開催されました。

以下、イベントの概要です。

事業会社・弁護士それぞれの立場からWeb3事業を社会実装する秘訣を紹介

近年、Web3ビジネスを行うスタートアップ企業の誕生だけではなく、国内外の大手企業がWeb3業界へ参入するなど、様々な動きがありました。

特に、2022年・2023年には、マイクロソフトのクラウドコンピューティングサービスAzureを活用したビジネスのローンチも多く見られました。マイクロソフトは信頼できるクラウド、開発者ツール、セキュリティ サービスを使用し、Web3 ソリューションの構築支援を行っています。

一方で、Web3ビジネスを行ううえでの法規制。ビジネスに複雑かつ密接に関わるうえに、社会状況に合わせた規制の検討が進んでいるため、リーガル面でのタイムリーなキャッチアップは欠かせません。

今回の勉強会では、日本マイクロソフトにおいてAccount Directorを務める南澤 拓法氏と、法律事務所ZeLoにてWeb3部門統括を務める高井 雄紀弁護士が登壇し、事業会社・弁護士それぞれの立場からWeb3事業を社会実装させるためのTipsをお伝えしました。

前半の講義パートでは、事業会社側として南澤氏より、マイクロソフトのAzureがどのようにWeb3ビジネスで活用できるかご紹介いただきました。

その後、高井弁護士よりWeb3ビジネスを社会実装させるために留意すべき法的論点を解説しました。　

その後のパネルディスカッションでは、会場から質疑応答を募りながら、海外の法規制や直近のWeb3ビジネス事例などをざっくばらんにお話ししました。

会の後半では、登壇者と参加者同士のカジュアルなネットワーキングのお時間を設け、盛況のうちに終了しました。

イベント参加者の反応

イベントに参加した皆様からは、

• Web3の最新情報を収集することができた
• 良い着眼点で話を聞けた
• Web3に領域において注意すべき法律について整理することができた
• 法律の観点から金融とセットで理解できた

など、たくさんのご満足のお声をいただきました。

最後に

今回は、法的論点の解説のみならず、ビジネス活用の点も含めて解説しました。ご参加者の皆さまにとって、本イベントが、Web3領域への実践的な理解を深める一助となりましたら幸いです。

日本マイクロソフトでは、革新的な技術やサービスを有するスタートアップ企業のサービス立ち上げから顧客開拓まで徹底伴走する無料支援プログラム「Microsoft for Startups Founders Hub」を提供しております。

ご関心のある方は、下記リンク先をご参照ください。

▼日本マイクロソフト「Microsoft for Startups Founders Hub」の詳細
https://www.microsoft.com/ja-jp/startups

また、法律事務所ZeLoでは、Web3分野をはじめとする先端領域に関して、ブロックチェーン・暗号資産の流行前からその潜在性に注目して研究・実務を進めてまいりました。その知見と経験をもとに、専門チームを編成し、スタートアップから上場企業まで、多数のクライアントへ法的アドバイスを提供しております。

オンラインでカジュアルに弁護士に相談できる機会もご用意しておりますので、

• Web3ビジネスを進めたいが、法規制について教えてほしい
• Web3ビジネスのスキーム構築や適法性の確認から相談に乗ってほしい

などといった方はお気軽にお問い合わせください。

▼法律事務所ZeLo「Web3」領域支援の詳細
https://zelojapan.com/practice/blockchain

参照元：NFT Media