
この記事の要点
- OKJがNIGHT新規上場、板取引は国内初
- 取扱い55銘柄に拡大、13日から提供開始
OKJがNIGHT新規上場、板取引は国内初
オーケーコイン・ジャパン(OKJ)は2026年10月10日、プライバシー特化型ブロックチェーン「ミッドナイト(Midnight)」のネイティブトークン「NIGHT」を新たに取り扱うと発表しました。
取扱い開始は2026年10月13日17時を予定しており、取引所・販売所・積立・入出庫の4種類のサービスで提供する方針です。
このうち板取引(取引所サービス)でのNIGHT提供について、OKJは2026年10月10日時点で国内の暗号資産交換業者として初めてになるとしています。
今回の上場によってOKJの取扱暗号資産は55種類に増える予定で、国内でのNIGHTの取扱い先が新たに加わることになります。
ソニー系取引所にNIGHT上場
ミッドナイトの二層構造と金融応用
240億枚のNIGHT、DUSTで手数料処理
OKJが新たに取り扱うNIGHTは、ゼロ知識証明(ZK)技術を採用したレイヤー1ブロックチェーン「Midnight(ミッドナイト)」のネイティブトークンで、2025年12月4日にCardanoネットワーク上で発行されました。
NIGHTの総供給量は240億枚で、「Glacier Drop」や「Scavenger Mine」と呼ばれる配布プログラムを通じて、ADA・BTC・ETH・XRPなど複数の暗号資産コミュニティに割り当てられました。
ミッドナイト財団が公表したトークン設計によると、NIGHTはガバナンスへの参加やブロック生成報酬に使われる一方、取引手数料には「DUST」と呼ばれる別のリソースが充てられます。
DUSTはNIGHTの保有量に応じて生成される再生可能なリソースで、NIGHT自体を取引のたびに消費せずにネットワークを利用できる設計となっています。
3月稼働のミッドナイト、大手企業がノード参画
NIGHTの発行後、ミッドナイトは2026年3月17日にメインネットのジェネシスブロックを生成し、ネットワークの稼働を開始しました。
初期段階では特定の事業者がノードを運用するフェデレーテッド(連合型)方式を採用しており、Google Cloud、MoneyGram、Worldpay、Bullish、ボーダフォン傘下のPairpoint、eToroなどが参加しています。
このうちWorldpayはステーブルコイン決済、Bullishはゼロ知識証明を利用した準備資産の証明について、それぞれ実証を進める計画を発表しました。
金融分野でZK活用、KYC・AMLに対応
ミッドナイトは金融サービスで扱う取引情報の保護に向けて、必要な情報だけを開示する「選択的開示」の技術を採用しています。
同プロジェクトの公式ドキュメントでは、ゼロ知識証明を用いて個人情報や企業機密を公開せずに条件の成立を証明する方式を説明しており、本人確認(KYC)やマネーロンダリング対策(AML)を求められる金融サービスなどへの応用を想定しています。
ただし、メインネットの稼働開始後もアプリケーションの公開は段階的に進められており、ミッドナイト財団は初期段階の運用を管理された環境で進めながら、ネットワークの安全性と安定性を確保する方針です。
同財団はこうした初期運用を経て、2026年後半にかけてフェデレーテッド方式からコミュニティ主導のブロック生成へ段階的に移行する計画を掲げています。
第4世代ブロックチェーン「Midnight」
S.BLOXは販売所、OKJは板取引で差別化
国内ではソニーグループ傘下のS.BLOXが2026年8月24日、NIGHTとカルダノ(ADA)の取扱いを開始しており、NIGHTの国内上場はS.BLOXが先行しています。
S.BLOXが販売所での日本円売買を提供するのに対し、OKJは利用者同士の注文を付き合わせる板取引や、一定額を定期的に購入する積立サービスも対象としています。
ただし、OKJでの板取引はアップグレード後の取引システムに限られ、入出庫に対応するネットワークも当初はカルダノチェーンのみと案内されています。
S.BLOXによる先行上場に続き、OKJが予定通りNIGHTの取扱いを開始すれば、国内では販売所と板取引の双方で売買できる環境が整う見通しです。
関連の注目記事はこちら
Source:OKJプレスリリース
サムネイル:AIによる生成画像





コメント