STEPN運営ファインドサトシラボが「GasHero」をクローズドβテスト版に戻す、エコシステム再設計で

GasHeroが再びクローズドベータテスト版に

ファインドサトシラボ(Find Satoshi Lab Limited)運営のweb3ソーシャルゲーム「ガスヒーロー(GasHero)」が、パブリックベータ版からクローズドベータテスト版に戻ることが「ガスヒーロー」の公式Discordアカウントで2月28日発表された。

発表によるとクローズドベータ版に戻すのは、「ガスヒーロー」ゲーム内の複雑なルールとメカニズムを設計する上で、エコシステムのバランスを取ることが困難になったからとのこと。

ファインドサトシラボによると、今後「ガスヒーロー」のゲームメカニズムを最適化しエコシステムを再設計させる為には、多くのゲーム内アップデートと微調整が必要になるという。その過程がプレイヤーへの悪影響に繋がる可能性があることから、「ガスヒーロー」を再びクローズドベータテスト版に戻すことになったとのことだ。

なお「ガズヒーロー」ユーザーは、クローズドベータテスト版への移行後もゲームを続けるか否かを選択する必要があるという。

引き続きゲームを続けるユーザーは、ゲーム開発者とコミュニケーションを取り、ゲームの設計に携わることになるとのこと。またユーザーは、友人などをクローズドベータテスト版へ招待することも可能だという。

なおクローズドベータテストの期間中は、運営側がゲームルールを再定義することや、ゲーム内の機能について調整、追加、削除できるとのことだ。

一方でゲームを続けないことを選択したユーザーは、「ガスヒーローxSTEPNバッジ」、「ガスヒーロージェネシスヒーロー」、「ガスヒーロークーポン」を除いた全てのゲーム内資産をバーン(焼却)する必要があるという。

また同ユーザーは、ファインドサトシラボが提供する商品やプロダクトと交換ができるFSLポイントか、ゲーム内通貨として利用されている「GMT(グリーンメタバーストークン)」を受け取ることが可能とのこと。

なお日本時間で今月28日17時10分(UTC:今月28日8時10分)以降に、ファインドサトシラボ運営のNFTマーケットプレイス「モアー(MOOAR)」にてゲーム内アセットの売買を続けるプレイヤーは、引き続きクローズドベータテスト版をプレイしたとみなされるとのことだ。

またユーザーはクローズドベータテスト版をプレイするか否かに関わらず、日本時間で3月4日17時10分(UTC:3月4日8時10分)までの間、「GMT」を請求できるとのこと。

なおFSLポイントまたはGMTの取得可能な数は、各ユーザーの損失の50%に基づいて計算されるが、純利益があった際はFSLポイントまたはGMTの取得数が0になるとのことだ。

「ガスヒーロー」は、Move-and-Earn(動いて稼ぐ)web3ゲーム「ステップン(STEPN)」を運営するファインドサトシラボが、昨年7月にリリースを発表したweb3ソーシャルゲーム。

このゲームは、AIによって滅亡された世界である2084年が舞台となっており、人類を救う為に誕生したガスヒーローが、世界秩序の回復に向けて戦うストーリーとなっている。ユーザーが「ガスヒーロー」NFTを収集し、名声、富、権力を求めて戦うマルチプレイヤーゲームである。

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参考:Discord
images:iStocks/Malchev

参照元:NFT – あたらしい経済

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