Zodia Custody × OpenEden:機関投資家向けに「ステーキングサービス」提供へ

機関投資家に収益化の機会を提供

Zodia Custody(ゾディアカストディ)は2023年9月19日に、シンガポールを拠点とするデジタル資産プラットフォーム開発会社「OpenEden」と提携して、機関投資家向けにステーキングサービスを提供することを発表しました。

ゾディアカストディはスタンダードチャータード銀行が主導する形で「ノーザントラスト」や「SBIホールディングス」と提携して運営する企業であり、機関投資家向けにデジタル資産のカストディソリューションを提供しています。

今回の提携によって、機関投資家は「Zodia Custody Yield」と呼ばれるサービスを利用できるようになるとのことで、同サービスを利用すれば、銀行レベルの環境でデジタル資産を安全に保管しつつ「Open Eden」のサービスを介して収益化の機会を得ることができるとされています。

「OpenEden」の共同創設者であるJeremy Ng氏は『簡単に利益を生み出すことができるにもかかわらず、何十億ドルものステーブルコインがそのままになっている』と述べており、両者のサービスを組み合わせることによって機関投資家に新しい機会を提供できると説明しています。

投資家に簡単に利益をもたらせる可能性があるにも関わらず、何十億ドル相当のステーブルコインがそのままになっています。

これは大きなチャンスであり、私たちとZodia Custodyは、それぞれのサービスプラットフォームを通じて、発行者と投資家が安全かつ透明性の高い方法で、トークン化された金融商品を通じてデジタル資産市場に参入できるようにしたいと考えています。

Zodia Custodyは今月12日に「シンガポールへの参入」を発表していましたが、この時の発表では「銀行と連携する事業体がシンガポールの金融機関にデジタル資産のカストディサービス提供するのが初であること」や「シンガポールで銀行レベルのデジタル資産カストディに需要が高まっていること」などが報告されていました。

今回のパートナーシップも投資家のニーズに応えるためのものだとされているため、一連のサービス提供は暗号資産市場のさらなる成長につながると期待されます。

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Zodia Custody発表

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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