クリエイターチーム「こねこフィルム」、FiNANCiEでトークン発行

「こねこフィルム」がFiNANCiEでトークン発行

次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」が、クリエイターチーム「こねこフィルム」による「CONECO FILM DAO」の始動と、同チームのコミュニティトークン(CT)の新規発行および販売開始を6月30日発表した。

「こねこフィルム」は、映画制作チーム「MINO Bros.(みのぶらざーず)」をリーダーに、映画やドラマの現場で経験を積んだクリエイター達が新たな価値を創造する為に集まったチーム。チーム名の由来は「connection × film」で、ショートムービーを通して映画の文化を盛り上げていくとしている。

なお「MINO Bros.」は、兄である三野龍一氏が監督で、弟の三野和比古氏が脚本を担当する、兄弟で映画制作を行なっているチームだ。「MINO Bros.」の作品には1作目の『老人ファーム』や、各国の国際映画祭にノミネートされた『鬼が笑う』がある。

また同じく「MINO Bros.」がリーダーを務めるDAO(自立分散型組織)「CONECO FILM DAO」では、映画製作に携わるクリエイターに「持続的かつ長期的な活動の場を提供する」こと及び、「ファンの皆さんの力もお借りしながら還元を行う」といった「製作と還元」の2つを循環させる狙いがあるとのこと。

そして今回「CONECO FILM DAO」の第1弾取り組みとして、「こねこフィルム」の作品を手軽に広く知ってもらう為、SNS配信用ショートドラマを製作する為の第1回トークン発行および販売を実施するとのことだ。

なおショートドラマの制作は「MINO Bros.」を筆頭に撮影し、「CONECO FILM DAO」のメンバーと協力しながら実行するとのこと。またエキストラで参加できるようなコミュニティイベントも実施予定としている。

トークンの初回販売は、6月30日16:00から開始しており8月31日18:00まで実施される予定だ。

なおトークン購入者には、初回ファンディング限定のメンバーシップNFTや限定グッズ、通常では見られない撮影現場のレポートなど、DAOメンバーならではの特典が付与されるとのこと。

またトークン購入者は、コミュニティ運営の一部に携われる投票企画への参加や参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利も得られるという。投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや、保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供される。

なおトークンの販売メニューは、5,000pt~100,000ptで購入できる支援コースが4個ある。

具体的には、トークン購入者に購入pt分のトークンが付与される他、「コミュニティへの参加」、「トークン数に応じた投票企画や抽選応募への参加権」、「初回ファンディング限定コレクション」、「メンバーシップNFT」、「最新話を先行公開」、「作品のクレジット記載権」が付与される。また販売コースによっては「撮影見学権(オフライン)」や「スタッフTシャツ」、「トークイベント参加権(オンライン)」、「【企業協賛】スペシャルサポーターとしてクレジット」などが付与される特典がある。

なおFiNANCiEポイント(pt)は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt=1円で購入できる。また「FiNANCiE」で発行されているコミュニティトークンについては、金融商品取引法上の有価証券ではなく、資金決済法上の暗号資産(仮想通貨)でもないとのことだ。

「あたらしい経済」編集部は今回の取り組みに関して、「MINO Bros.」の三野龍一氏および三野和比古氏より以下のコメントを得た。

「こねこフィルム」だからできる、ショートドラマのスピード感だからこそできる、そんなチャレンジをFiNANCiEの共創型コミュニティ 「CONECO FILM DAO」で実現させていきます。そして「こねこフィルム」の成長が参加するクリエイターひとりひとりの新たなチャレンジの後押しとなるよう、成果を求めて作品づくりに取り組んでいきます。

DAOメンバーには現在の「こねこフィルム」メンバーと同じように、企画出しやディスカッションにも参加していただきます。DAOメンバーの企画、脚本が映像化されたり、考案したハッシュタグで作品が拡散されていったり、そんなワクワクを一緒につくっていきましょう!もちろん参加・応援の仕方はさまざまで自由です。また日々のオフライン交流だけでなく、DAOメンバーのオンライン交流もおこなっていく予定です。日々成長していく「こねこフィルム」を近くで一緒に歩みながら喜びを共有していただけると幸いです。

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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