国内初、SBI VCトレードのステーキングサービスにオアシス(OAS)追加

SBIVCトレードがステーキングサービスにOAS追加

国内暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレード提供の「ステーキングサービス」に、オアシス(OAS)が7月3日より追加された。

同取引所の6月30日発表によると、OASのステーキングサービスでの取扱いは国内初になるという。

SBI VCトレード提供の「ステーキングサービス」は、同取引所においてサポート銘柄を保有する全ユーザーが対象となっており、利用には別途申し込みなどは不要だ。対象暗号資産を保有しているだけで、収益(ステーキング報酬)が得られるようになっている。

OASステーキング報酬については現時点で年率6.0%~9.0%(※同社手数料控除前)程度を見込んでいるとのこと。報酬付与については0.000001OAS単位で翌月15日までに実施される。手数料は配分ステーキング報酬の25%になるという。なお注意点としては、SBI VCトレードで提供されている「レンディングサービス」に貸し出している暗号資産についてはステーキングの対象外となるとのことだ。

SBI VCトレード提供のステーキングサービスでは、既にカルダノ(ADA)、アバランチ(AVAX)、ポルカドット(DOT)、テゾス(XTZ)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)に対応している。今回のOAS追加により同サービスの取り扱い暗号資産は7銘柄となる。

ステーキングとは

ステーキングとは、「バリデーター」と呼ばれるユーザーが、対象となる暗号資産を一定量保有(ロック)することで取引記録のブロック生成プロセスに参加し、報酬を得る行為のこと。

暗号資産取引所が一般ユーザー向けに提供するステーキングサービスでは、ユーザーからトークンをプールに集め、ネットワークにまとめて預け入れる形式をとる。そのためステーキング参加に本来必要な暗号資産保有量を持たないユーザーでも、少額でステーキング報酬が得られる仕組みになっている。

なおステーキングは、コンセンサスアルゴリズムの「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」を採用するブロックチェーンで実行が可能となっている。コンセンサスアルゴリズムとは、暗号資産のブロックチェーンのブロックを追加する際の合意形成のアルゴリズムである。

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参考:SBI VCトレード
デザイン:一本寿和
images:iStoks/Lidiia-Moor

参照元:ニュース – あたらしい経済

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