Blockchain.com:ロシア居住者のアカウント停止へ|10月末までの出金求める


暗号資産ウォレット・取引所などといった様々なサービスを展開している「Blockchain.com」が、ロシア居住者のアカウントを停止する予定であることがロシアのニュースサイト「RBC」の報道で明らかになりました。ロシア居住者は2022年10月27日までは出金が可能で、その後はアカウントがブロックされることになると報告されています。

こちらから読む:ドミニカ国、独自通貨などでTRONの技術活用「暗号資産」関連ニュース

ロシア居住者の口座、10月27日以降はブロック予定

暗号資産ウォレット・取引所・エクスプローラーなど仮想通貨関連の様々なサービスを提供している「Blockchain.com」がロシア居住者のアカウントを停止する予定であることがロシアのニュースサイト「RBC」の報道で明らかになりました。

報道によると、Blockchain.comはロシアに住むユーザーに送られたメールの中で『Blockchain.comは現在、ロシア国民へのカストディ・リワードサービス提供を禁止されている』と述べているとのことで、今回の対応は欧州連合(EU)による新たな制裁措置が原因であると報告されています。

ロシア居住者には「2022年10月27日までに資金を引き出すように」と注意喚起がなされているとのことで、2022年10月27日以降はロシア居住者の口座がブロックされることになると伝えられています。

仮想通貨業界で「ロシア向けサービスの停止発表」続く

ここ最近ではEUが2022年10月6日に『仮想通貨に関して金額にかかわらずロシア関連のウォレット・アカウント・カストディサービスのすべてを禁止する』と発表したことなどを受けて「ロシア関連口座の凍結」を発表する仮想通貨関連企業が増えてきており、先日はFLOWブロックチェーンやNFT関連サービスを手掛けている「Dapper Labs」がロシア関連口座を凍結したことも報じられています。

また、仮想通貨関連サービスを展開している「Crypto.com」も現在はロシア居住者向けサービスを停止しているとのことで、公式サイトのアプリ利用制限地域リストにはロシアが含まれています。

今後もロシア関連口座の凍結措置が続いた場合には、ロシアの仮想通貨保有者による各種暗号資産の売却増加に繋がる可能性もあると考えられるため、今後の動向には注目が集まっています。

>>「RBC」の報道はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です