【バーチャルレストラン?】メタバースでの飲食産業5選

メタバースは、現実世界の要素とVR(仮想現実)の要素のどちらの側面も組み込まれています。メタバースユーザーは新しいブランドを見つけたり、コンサートに行ったり、ゲームに参加してお金を稼いだり、会社の人や友人とコミュニケーションしたりすることができることはこの分野への関心の強い方はご存じかもしれません。

そして、なんと今ではメタバースで食べ物を注文することも可能なのです。 

2022年2月には、マクドナルドがメタバースにバーチャルレストランを開くための商標登録を行ったというニュースが流れました。 

マクドナルドのバーチャルレストラン:
https://nftnewstoday.com/2022/02/11/mcdonalds-enters-the-metaverse-with-10-trademark-filings/

今回の記事ではメタバース×食品の取り組み事例を紹介していきます。

Flyfish Club(フライフィッシュクラブ)

フライフィッシュクラブ(FFC)は2023年初頭にオープン予定のプライベートダイニングクラブであり、世界初の会員制NFTレストランです。

フライフィッシュクラブの一般会員向けに行われた2022年1月7日の販売では、1,151個のNFTが販売されました。

また、クラブと高級シーフードレストランへのアクセス権が含まれるOmakase NFTも販売され、それらを購入した会員は、14席限定のおまかせルームの予約が可能となり、寿司職人によるおまかせ体験を受けることができます。

おまかせ体験では名前は公開されていませんが凄腕の寿司職人が日本からの新鮮な魚を提供することになっています。

レストラン利用者は会員費用の支払いとは別に、お食事代を支払う必要がありますが、メンバーシップを一定期間貸し出したり、他の人に売却したりすることは許可されています。

フライフィッシュクラブ:
https://www.flyfishclub.com/

フライフィッシュクラブYouTube:

フライフィッシュクラブTwitter:

フライフィッシュクラブOpenSea:
https://opensea.io/collection/flyfish-club

The Bored Breakfast Club(ボアードブレックファーストクラブ)

The Bored Breakfast Club(ボアードブレックファーストクラブ)

 

ボアードブレックファーストクラブは、カスタムNFTを活用しD2Cによってコーヒーサブスクリプションサービスを展開しています。

(※D2Cとは自社サイトにて直接消費者に商品の販売を行うビジネスモデルのこと)

ボアードブレックファーストクラブが提供する限定版のコーヒーを購入するには、限定5,000個のNFTのうち1つを購入する必要があります。

ボアードブレックファーストクラブ:
https://www.boredbreakfastclub.com/

ボアードブレックファーストクラブTwitter:

ボアードブレックファーストクラブOpenSea:
https://opensea.io/collection/boredbreakfastclub

McDonald’s(マクドナルド)

McDonald’s(マクドナルド)

マクドナルドは2021年11月に人気商品のマックリブの発売40周年を記念してTwitterで「マックリブNFT」のキャンペーンを実施しました。

表面的に、昨今のWeb3にまつわる流行に合わせて、話題のものとの関連性を持たせるための動きのように見えるかもしれませんが、実際にはマクドナルドは物理的な資産への投資と同じようにデジタル資産への投資に関心を持っていると考えられています。

マクドナルド:
https://www.mcdonalds.com/us/en-us.html

マックリブNFTツイート:
https://bit.ly/3L2ZvRP

Burger King(バーガーキング)

Burger King(バーガーキング)

バーガーキングは、2021年9月にプロモーションの一環として、「Keep It Real Meals」と呼ばれるNFTのキャンペーンを行いました。

ランチセットにQRコードを添付し、そのQRコードをスキャンすることでユーザーはデジタル コレクションやボーナスNFTを入手できるといった仕組みです。

Keep It Real Meals:
https://realmeals.bk.com/

バーガーキングTwitter:

Panera Bread(パネラブレッド)

Panera Bread(パネラブレッド)

マクドナルドの商標変更の直後、パネラブレッドは「Paneraverse(パネラバース)」と呼ばれる仮想世界の商標登録の申請を出したことを発表しました。 

パネラブレッドの最高デジタル責任者であるジョージ・ハンソン氏は、

「常に技術進歩の最前線に立つよう取り組んでおり、ブランドとして、実店舗であろうとメタバースであろうと、ゲスト体験を向上させる新しい方法を常に模索しています」と述べています。

パネラブレッド:
https://www.panerabread.com/en-us/home.html

パネラブレッドTwitter:

 

最後に

現時点でデジタルでの飲食は不可能ではありますが、飲食産業は自社製品の消費に対する新しいアプローチを模索しています。

メタバースは、食品業界に新たなエンゲージメントを向上させる経路となるのです。

食品体験をWeb3に組み込むことは、今後メタバースでの食品ビジネスの継続的な存続を保証する上で不可欠な要素になる可能性があります。

VR(仮想現実)と現実世界を組み合わせたメタバースは、食品業界を含むすべての業界で標準レベルになってくると考えられています。


元記事:https://nftnewstoday.com/2022/08/24/virtual-restaurants-food-in-the-metaverse/

参照元:NFT Media

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です