【NFT×スポーツ】選手の動きをデジタル分析して作られたNFTとは？Visaがワールドカップにちなんだチャリティオークションを開催

決済大手「Visa」は、マーケットプレイス「Crypto.com」と共同で、ワールドカップをテーマにしたNFTのチャリティオークション「Masters of Movement（マスターズ・オブ・ムーブメント）」を2022年11月1日〜11月8日の期間に実施することを発表しました。

試合中の選手の動きを分析して作成されたデジタルアート

「マスターズ・オブ・ムーブメント」では、

といった人気選手の、印象的なゴールシーンにインスピレーション受けてミントされた5つのNFTが、オークションに出品されました。

これらのNFTのフロア価格は、76,523ドル（約1,068万円）となっています。

これらのNFTは、3Dビジュアルや映像の制作を専門としている「XK studio」によって、ボールと選手の位置や動きを分析して作成されたユニークなデジタルアート作品となっています。

このオークションの収益はすべて、路上で暮らす子どもたちの保護と支援を目的とする英国の慈善団体「Street Child United（ストリート・チャイルド・ユナイテッド）」に寄付されます。

Crypto.com上で開催されるこのオークションの終了時に最高額の入札をした方は、ワールドカップ出場選手から印刷用のアートファイルやサイン入りの記念品を受け取ることができます。

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また、Visaは2022年11月19日から12月18日までカタールのドーハで開催される「FIFA Fan Festival（フィファ・ファンフェスティバル）」の「マスターズ・オブ・ムーブメントスペース」に数千人もの人々を招待する予定です。

招待された人は、オークションで取引されているNFTの制作に使用されたものと同じ技術を使って、自分だけのデジタルアートを制作することができます。

モーショントラッキング技術を搭載したデジタルLEDピッチに足を踏み入れることができ、そこでの動きを読み取って作成されたオリジナルのデジタルアート作品をゲットすることができます。

その作品は、好きなチームの色をベースにした配色を選ぶことが可能です。

このユニークなデジタルアートは、ファン一人一人に記念品として送られ、世界でたった一つのNFTとして受け取ることができるのです。

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Crypto.comの最高マーケティング責任者であるスティーブン・カリフォウィッツ氏は、「FIFAワールドカップは世界で最も注目の集まるスポーツイベントの1つであり、この一大イベントに参加する新しい方法を提供できることを非常に嬉しく思います」と述べています。

このようにVisaは、多くの人々が注目するワールドカップに関する取り組みを行うことで、世界中の経済を動かす新たな方法やデジタルソリューションを試す機会となるでしょう。

参照元：NFT Media