MoonPayがUniversal、Death Row Records、Foxと提携してNFTプラットフォームの立ち上げを発表

クリプトのスタートアップ企業であるMoonPayは、Universal Pictures、Death Row Records、Fox Corporationと連携して、NFTプラットフォーム「HyberMint」の立ち上げを発表しました。

HyberMintとは

「HyberMint」は、企業が1日に膨大な数のNFTを作成できるように設計されており、NFT業界を後押しする役割を担うことを期待しています。

このシステムは、FoxやUniversalなどの大手ブランドが利用可能なデジタルアセットを利用し、数百万のNFTを短時間で作成する優れたシステムを提供します。

MoonPayのCEOであるIvan Soto-Wrightは、先週のイベントでNFTの可能性について話しているときに、このパートナーシップを発表しました。

発表では、NFTの可能性は計り知れないものであり、有用性が高く、 基本的にNFTは時間の経過とともにどんなプログラムを行うことも可能であるといったことを述べました。

このポイントに焦点を当て、この新製品の提供に踏み出したそうです。

収集可能性やユーティリティプログラムの域を超えてこれらのNFTに移行するには、エンタープライズレベルのツールが必要となります。

「HyberMint」はこの作業を可能にするのです。

MoonPayについて

MoonPayは2018年に設立されて以降、NFT業界で急成長しています。 

MoonPayは、ユーザーがデジタルウォレット、クレジットカード、電信送金などのさまざまな支払い方法を使用してデジタルコインを売買できるソフトウェアを導入しました。 

さらに、このビジネスは様々なブランドにテクノロジーを提供し、OpenSeaやBitcoin.comなどの多くの有名企業と提携しています。

MoonPayのミッションは単純であり、Zoomのようなビデオ会議ツールと同じくらいの人気があり、アクセスしやすいクリプトを作ることです。 

現在は限られたデジタルアセットのみを提供していますが、トークン化された株式を含む、より多くのオプションを拡大して含めるよう取り組んでいます。

MoonPayは160か国でサービスを提供しており、1,000万人以上の顧客がいます。

発売以来収益を上げており、成長を続けているのです。

クライアントの中には、ジャスティン・ビーバー、スヌープ・ドッグ、アシュトン・カッチャー、グウィネス・パルトロウなどの有名人がいることから、様々な人を魅了していることが伺えます。

投資家はMoonPayのビジョンに共感して強い自信を持っているようで、以前に発表された5億5500万ドル(約766億7300万円)の資金調達ラウンドに8700万ドル(約120億円2000万円)以上を追加し、会社の価値を34億ドル(約4697億円)に押し上げました。

クリプトマーケットの低迷中にローンチ

「HyberMint」のローンチは、クリプトマーケットが最も困難な課題の1つに直面しているときに行われることになります。 

最近ではビットコインは60%以上もの価値を失い、約2万ドル(約276万円)で取引されています。

これは、昨年の6万ドル(約829万円)を超える高値からは程遠い値です。

リップルやイーサリアムなどの他の人気のあるコインも価値の低迷が見受けられます。

Soto-Wrightは、ここ数ヶ月間はクリプトにとって起伏の激しい期間であると述べています。

彼はクリプトの変動に対して、さまざまなサイクルを見てきており、ボラティリティの期間は常にあるものと認識しています。 

MoonPayのパートナーシップについて

Soto-Wrightは、この新しいサービスのローンチが会社が新しいクライアントを獲得するのに役立つことを望んでいます。

NFTはすでに高い需要があり、ナイキ、グッチ、マクドナルド、コカコーラなどの大手ブランドがすでにこの新サービスに投資しています。

このパートナーシップにより、Universal、Death Row Records、Fox、そしてその他の企業は、コレクションによりたくさんのNFTを追加し、さらに利益を増やす機会を手に入れることでしょう。


元記事:https://nftnewstoday.com/2022/06/26/moonpay-partners-with-universal-and-fox-to-launch-nft-platform/

参照元:NFT Media

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