Bitfinex:エルサルバドル企業などに「BTC・USDT」を寄付|仮想通貨関連の取り組みも支援


暗号資産取引所「Bitfinex(ビットフィネックス)」は2022年7月14日に、エルサルバドルへの継続的な支援の一環として、同国の小規模企業やコミュニティ支援のために「36BTC」と「60万ドル相当のUSDT」を寄付することを発表しました。今回の発表では、Bitfinexの関連企業がエルサルバドルで仮想通貨関連の取り組みを支援していることも報告されています。

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小規模企業・コミュニティ支援で「BTC・USDT」を寄付

Bitfinex(ビットフィネックス)は2022年7月14日に、エルサルバドルへの継続的な支援の一環として、同国の小規模企業やコミュニティ支援のために「36BTC」と「60万ドル相当のUSDT」を寄付することを発表しました。

これらの寄付金は最初に、エルサルバドルで最も社会的に弱い立場にあるとされるイロパンゴ・ソヤパンゴ・アポパなどの地域の中小企業に分配されるとのことで様々なプロジェクトやイニシアチブを支援する予定だと報告されています。

寄附活動はエルサルバドル在住のMax Keiser氏とStacy Herbert氏と協力して行われるとのことで、両者と協力して企業がストリートギャングからの強奪被害に遭っている町や都市に資金を配布、寄付金によって支援される事業の中には「イロパンゴ湖の汚染を減らすために若者を雇用するグリーンビジネスの取り組み」や「アポパのゴミを掃除する取り組み」も含まれていると説明されています。

ビットコインの寄付金は、エルサルバドル政府が手掛けるビットコインウォレット「Chivo」を含めた受取人のビットコインウォレットに付与されるとのことで、BitfinexのCTOであるPaolo Ardoino氏は今回の寄付について次のようにコメントしています。

今回の資金調達は繁栄と経済的自由をもたらすビットコインの可能性をリアルタイムで実証しています。エルサルバドルの地元コミュニティにビットコインとテザーを提供することで、中小企業に重要なサポートを提供すると同時に、国全体に蔓延しているギャング暴力の影響に対抗していきます。

ボルケーノトークン関連の活動でも協力

Bitfinexは今回の発表の中で『Bitfinex Securities El Salvador, S.A. de C.V.は、エルサルバドルが間もなく発表する10億ドルのボルケーノトークン(Volcano Token)の金融技術プロバイダーとして活動している』とも報告しており、『Bitfinexの取引プラットフォームはボルケーノトークンを効率的で流動性の高い市場で取引するための技術インフラを提供することになる』と説明されています。

また、Bitfinexの親会社である「iFinex Inc.」は、エルサルバドル政府と協力してエルサルバドルにおけるデジタル化された金融商品の規制・発行・運用のためのデジタル資産・証券規制の枠組みを構築するとともに、エルサルバドルにおける仮想通貨産業の成長を促進するために、バランスのとれた暗号資産法・デジタル金融商品の規制の作成と実施を支援する予定であるとも報告されています。

>>「Bitfinex」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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