ステラ開発財団:ブラジルのCBDC関連プロジェクトで「Mercado Bitcoin」と提携


ステラ(Stellar/XLM)は2022年5月24日に、ラテンアメリカ最大の暗号資産取引所である「Mercado Bitcoin」が、ブラジルの中央銀行デジタル通貨(CBDC)開発プロジェクトに参加するために「ステラ開発財団(Stellar Development Foundation/SDF)」と提携したことを発表しました。

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中央銀行デジタル通貨関連の取り組みで協力

ステラ(Stellar/XLM)は2022年5月24日に、ラテンアメリカ最大の暗号資産取引所である「Mercado Bitcoin」が、ブラジルの中央銀行デジタル通貨(CBDC)開発プロジェクトに参加するために「ステラ開発財団(Stellar Development Foundation/SDF)」と提携したことを発表しました。

「ステラ開発財団」と「Mercado Bitcoin」は、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の使用例を探ることを目的としてブラジル中央銀行が中央銀行サーバー協会連合と連携して実施した『LIFT Challenge Real Digital』で選ばれた9つのプロジェクトの1つに取り組むと伝えられています。

LIFT Challenge Real Digitalは、ブラジルの法定通貨レアルをデジタル化した中央銀行デジタル通貨「Real Digital」の発行に向けた取り組みであり、『チャレンジ参加者が提示したユースケースをサポートすることができるインフラの基本的な特性を特定すること』を目的としていると説明されています。

Mercado Bitcoinがステラネットワークを選択した理由については『スピード・効率・セキュリティ・コンプライアンスの独自の組み合わせにより、他のCBDCプロジェクト・ステーブルコインの発行・金融資産のトークン化で選ばれているネットワークであるため』と説明されており、ステラネットワークの利点としては以下のようなものが挙げられています。

  • 支払いに最適:スピード(取引決済に5秒程度)、スケーラビリティ(1秒間に200件程度)、低コスト(1件あたり10分の1セント以下)
  • セキュリティとコンプライアンス:金融機関が取引時にKYC/AMLチェックを行うことができ、ネットワーク上で取引する当事者間で統一されたKYC/AMLコンプライアンスを可能にする機能を内蔵している
  • 持続可能性:PoWチェーンよりもエネルギー消費量が少なく、効率的な取引を実現する
  • シンプル:ステラコインの発行・複数アセットの取引・マルチシグネチャの確保などの操作は、ステラネットワークのネイティブ機能であり、わずか数行のコードで実装することが可能

なお、ブラジル中央銀行は「Real Digitalは2022年後半に発行開始される予定で、最初のフェーズでは限定された一部のユーザーを対象として試験的に導入される」と予想しているとのことです。

>>「Stellar」の公式発表はこちら

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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