バフェット氏出資の「Nubank」仮想通貨取引サービス提供へ|BTC購入報告も
ブラジル最大のデジタル銀行である「Nubank(ヌーバンク)」は2022年5月11日に、米国の仮想通貨関連企業「Paxos(パクソス)」との提携を通じて暗号資産取引サービスの提供を開始することを発表しました。Nubankは「伝説の投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイが出資している大企業」としても知られているため、今回の発表には注目が集まっています。
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Nubank「BTC・ETH取引サービス」を提供
ブラジル最大のデジタル銀行である「Nubank(ヌーバンク)」は2022年5月11日に、米国の仮想通貨関連企業「Paxos(パクソス)」との提携を通じて暗号資産取引サービスの提供を開始することを発表しました。Paxosは仮想通貨のカストディアンとブローカーの役割を担うと報告されています。
Nubank(ヌーバンク)はブラジル・メキシコ・コロンビアなどで約5,400万人の顧客にサービスを提供しているブラジル最大のデジタルバンキングサービス業者であり、”伝説の投資家”としても知られるウォーレン・バフェット氏が率いる持株会社「バークシャー・ハサウェイ」が出資していることでも知られています。
今回の発表では、Nubankのアプリから直接仮想通貨を購入することができるソリューション『Nubank Crypto』が発表されており、最初は以下2種類の暗号資産を取引することができると報告されています。
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
仮想通貨購入機能は現時点でテスト段階となっているため、現在は一部の顧客のみに提供されているとのことですが、今後は段階的に提供範囲を拡大して2022年7月末には全ての顧客向けに展開される予定だとされており、Paxosの発表では「BTC・ETH以外の銘柄などに対応していく計画があること」も報告されています。
また、Paxosの発表では『Nubankの親会社であるNu Holdings(ヌー・ホールディングス)は、バランスシートの現金の約1%をビットコインに割り当てることを発表した』とも報告されているため、このような動きを受けて仮想通貨業界では「間接的ではあるがBTCに否定的なウォーレン・バフェット氏が仮想通貨に関わるようになった」と注目が集まっています。
>>「Nubank」の公式発表①はこちら
>>「Nubank」の公式発表②はこちら
>>「Paxos」の公式発表はこちら
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