クラーケングローバルでALICE、AUDIO、BICO、ENS、GALA、IMX、KP3R、MC、WOO、YGGが上場へ

クラーケングローバル、10銘柄を上場へ

米サンフランシスコ拠点の大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)で、新たに暗号資産10銘柄が上場することが2月23日分かった。

クラーケンでの新規銘柄の上場発表は、2月15日に取引開始したテラユーエスディー:TerraUSD(UST)に続くものとなる。

今回上場するのはマイ・ネイバー・アリス:My Neighbor Alice(ALICE:アリス)、オーディアス:Audius(AUDIO:オーディオ)、バイコノミー:Biconomy(BICO)、イーサリアムネームサービス:Ethereum Name Service(ENS)、ガラ:Gala (GALA)、イミュータブルエックス:Immutable X(IMX)、キープ・スリー・アール・ネットワーク:Keep3r Network(KP3R)、メリッチサークル:Merit Circle(MC)、ウーネットワーク:WOO Network (WOO:ウー)、イールドギルドゲームス:YieldGuild Games(YGG)の10銘柄だ。

発表によると各銘柄の取引は2月25日より開始する予定で、入金についてはすでに開始している。また取引ペアはそれぞれUSDとEURが対応しているとのこと。

各銘柄はKraken(販売所)およびクラーケンプロ(取引所)にてサポートされる。先物取引と証拠金取引については対象外となるようだ。

なお米国、カナダ、オーストラリア、日本の居住者については取引できない。

各暗号資産について

マイ・ネイバー・アリスは、暗号資産を保有していないユーザーにブロックチェーン技術をもっと親しみやすくすることを目的としたブロックチェーンゲームだ。ユーザーは他のユーザーと交流しながら報酬を獲得したり、仮想の土地を購入・所有・カスタマイズできる。

なお現在ALICEは、バイナンス(Binance)やゲート(Gate.io)、クーコイン(KuCoin)、FTX、フォビグローバル(Huobi Global)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお記事執筆時点での時価総額は約228億円となる(2/24コインマーケットキャップ調べ)。

オーディアスは、2020年10月にローンチした、ブロックチェーンとトークンエコノミーを活用したSpotifyやSoundCloudのような音楽ストリーミングサービスだ。ネイティブトークンであるAUDIOの発行と供給を行うことで分散化したノード運用を可能にしている。

なお現在AUDIOは、バイナンス(Binance)やゲート(Gate.io)、クーコイン(KuCoin)、FTXなどの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)およびV3などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお記事執筆時点での時価総額は約526億円となる(2/24コインマーケットキャップ調べ)。

バイコノミーは、複数のチェーンに跨るあらゆる分散型アプリケーションに、比較的安価な価格でユーザーをシームレスに接続することを目的としたネットワーク。BICOはバイコノミーのイーサリアム規格のネイティブトークンだ。

なお現在BICOは、バイナンス(Binance)やCoinbase(コインベース)、フォビグローバル(Huobi Global)、ゲート(Gate.io)、バイビット(Bybit)、FTX、オーケーイーエックス(OKEx)などの暗号資産取引所で取り扱われている。なお記事執筆時点での時価総額は約155億円となる(2/24コインマーケットキャップ調べ)。

イーサリアムネームサービスは、例えるならイーサリアムブロックチェーンにおけるDNS(Domain Name Services)のようなサービスを提供している企業だ。このサービスを利用することで、イーサリアムアドレスやコントラクトアドレスを「○○.eth」のように人が理解できる文字に置き換えることが可能で、その仕組みにはNFTが活用されている。またENSはシステムのネイティブトークンであり、ガバナンスへの投票の際に用いられる。

なお現在ENSは、Coinbase(コインベース)やバイナンス(Binance)、ゲート(Gate.io)、クーコイン(KuCoin)、バイビット(Bybit)、ポロニエックス(Poloniex)、オーケーイーエックス(OKEx)、エムイーエックスシー(MEXC)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)およびV3やゼロエックスプロトコル(0x Protocol)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約342億円となる(2/24コインマーケットキャップ調べ)。

Galaはブロックチェーンゲームのエコシステムを構築することを目的としたゲームおよびNFTプラットフォームだ。GALAはプラットフォームのユーティリティトークンであり、ノードオペレーターのインセンティブやネットワークガバナンス、ゲームをプレイするためのゲーム内報酬、GalaストアでアイテムやNFTを購入するためのゲーム内通貨などに使用される。

なお現在GALAは、Coinbase(コインベース)やバイナンス(Binance)、ゲート(Gate.io)、クーコイン(KuCoin)、ポロニエックス(Poloniex)、オーケーイーエックス(OKEx)、エムイーエックスシー(MEXC)、クリプトドットコム(Crypto.com Exchange)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV3(Uniswap V3)やパンケーキスワップV2(PancakeSwap V2)、ゼロエックスプロトコル(0x Protocol)、スシスワップ(Sushiswap)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約1,776億円となる(2/24コインマーケットキャップ調べ)。

イミュータブルエックスは、ブロックチェーン基盤のNFTマーケットプレイスなどの取引手数料やスピードなどの課題を解決を目的としたNFT取引に特化したレイヤー2ソリューションだ。IMXはイミュータブルエックスのネイティブおよびガバナンストークンで、イーサリアムベースのトークンとなっている。

なお現在IMXは、コインベース (Coinbase)やバイナンス(Binance)、フォビグローバル(Huobi Global)、FTX、クーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)、コインリストプロ(Coinlist Pro)、バイビット(Bybit)、オーケーイーエックス(OKEx)、エムイーエックスシー(MEXC)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV3(Uniswap V3)やスシスワップ(Sushiswap)、ゼロエックスプロトコル(0x Protocol)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約423億円となる(2/24コインマーケットキャップ調べ)。

キープ・スリー・アールは、分散型金融(DeFi)プロジェクトのヤーン・フィナンス(Yearn Finance)創業者アンドレ・クロニエ(Andre Cronje)氏によってローンチされたトークンだ。仕事を行うチーム「キーパー」と、外部データにアクションを行うスマートコントラクト「ジョブ」があり、ジョブが完了した際にKP3Rが報酬として発行される。

なお現在KP3Rは、バイナンス(Binance)やゲート(Gate.io)、ジェミナイ(Gemini)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)およびV3やスシスワップ(Sushiswap)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。時価総額は約127億円となっている(2/24コインマーケットキャップ調べ)。

メリッチサークルはブロックチェーン・NFTゲームで遊んで稼ぐ(Play-to-Earn)の発展を目指す分散型自律組織(DAO)で、ゲームプレイヤーにDAOが保有するNFT資産をレンディングし活用している。MCはメリッチサークルのガバナンストークンで、ステーキングやプラットフォームの報酬などに利用されている。

なお現在MCは、バイナンス(Binance)やゲート(Gate.io)、ジェミナイ(Gemini)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)およびV3などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。時価総額は約118億円となっている(2/24コインマーケットキャップ調べ)。

ウーネットワークは、トレーダー、取引所、機関、およびDeFiプラットフォームを接続する流動性ネットワークだ。WOOはウーネットワークのネイティブトークンで、ユーザーはWOOを担保として使用し、流動性の提供、ステーキングに参加することができる。

なお現在WOOは、バイナンス(Binance)やフォビグローバル(Huobi Global)、クーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)、ポロニエックス(Poloniex)、エムイーエックスシー(MEXC)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)およびV3やスシスワップ(Sushiswap)、パンケーキスワップV2(PancakeSwap V2)、レイディウム(Raydium)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約471億円となっている(2/24コインマーケットキャップ調べ)。

YGGは同プラットフォームのユーティリティー・トークンであり、イールド・ファーミング(Defiサービスに暗号資産を預けて、流動性を提供する見返りに金利や手数料収入がもらえる仕組み)や、イールドギルドゲームスが提供する独占コンテンツへの支払いなどに利用できる。

なお現在YGGは、FTXやバイナンス(Binance)、クーコイン(KuCoin)、フォビグローバル(Huobi Global)、ゲート(Gate.io)、ポロニエックス(Poloniex)、エムイーエックスシー(MEXC)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV3(Uniswap V3)やスシスワップ(Sushiswap)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約281億円となる(2/24コインマーケットキャップ調べ)。

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参考:クラーケン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/dalebor・Ninja-Studio・Serhii-Yakovliev

参照元:ニュース – あたらしい経済

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