マレーシア証券取引所、ブロックチェーンを活用した株券発行の概念実証開始

マレーシア証券取引所、ブロックチェーンを活用した株券発行の概念実証開始

マレーシア証券取引所が、ブロックチェーンを活用した株券発行の概念実証(PoC)の開始を14日発表した。その目的は、株券を完全電子化することでペーパーレス環境へ移行し、手作業の依存度を低減することにあるようだ。

なおこの実証は、スマートコントラクト開発言語「DAML(ダムル)」を開発するデジタルアセット(Digital Asset)社と米デル(DELL)の子会社ヴイエムウェア(VMware, Inc)社との提携により実施されるとのこと。

デジタルアセットはこの概念実証に「DAML言語」のプロダクトを提供し、またヴイエムウェアはブロックチェーンプラットフォームを提供するとのことだ。

なおヴイエムウェアはエンタープライズ向けブロックチェーンプラットフォーム「VMwareBlockchain」を昨年11月より提供開始しており、同プラットフォームが企業の分散型アプリケーションの構築および展開を支援することを目的としていること、そして金融業、製造業、小売業、ヘルスケア業界を対象に販売すると当時の発表されていることから、今回の概念実証には「VMwareBlockchain」が採用されていることが想定できる。

参考:マレーシア証券取引所
デザイン:一本寿和
images:iStocks/LuckyStep48

参照元:ニュース – あたらしい経済

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