メルカリ子会社「メルコイン」がJVCEA第二種会員に、暗号資産取引所事業に向け前進

「メルコイン」がJVCEA第二種会員に

メルカリの子会社、株式会社メルコインが9月13日付で、一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)に第二種会員として入会したことが発表された。

JVCEAは金融庁の認定資金決済事業者協会である。この第二種会員は、暗号資産(仮想通貨)交換業者への登録が「申請中」または「申請予定」の事業者のことを指す。なお第一種会員の入会資格は、金融庁認可の暗号資産交換業者または暗号資産関連デリバティブ取引業者であり、今後メルコインは第一種会員を目指していくことになる。

メルコインは、暗号資産やブロックチェーンに関するサービスの企画・開発を行うことを目的に、今年4月に設立された企業だ。設立発表の際に事業開始は2021年度中予定で、今後暗号資産交換業者の新規登録申請を行う予定と発表されていた。その予定に向けて、今回のJVCEAの第二種会員への入会となる。

暗号資産事業に関しては、「メルカリ」における売上金のビットコインでの受取り機能の提供や、「メルペイ」における決済・送金機能に留まらない与信、暗号資産・資産運用の機能の提供等、より簡単に金融サービスを利用できる環境を目指しているとのこと。

また、価値交換を実現するブロックチェーンの技術に取り組むことで、NFT等、これまでのモノ・お金に限らず、サービスやデジタルコンテンツなどのあらゆる価値を誰もが簡単に交換できる新しい取引の形を創出し、さらなる顧客体験の向上や顧客基盤の拡大に繋げていくと、NFT事業への参入にも意欲をみせていた。

参照元:ニュース – あたらしい経済

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