コインベース「日本向けサービス」開始|5銘柄対応でiOS・Androidアプリも提供


暗号資産取引所「Coinbase(コインベース)」は2021年8月19日に、日本居住者向け仮想通貨取引サービスを開始したことを発表しました。コインベースは決済パートナーとして「三菱UFJ銀行」と提携しており、ビットコインやイーサリアムなど合計5銘柄を取り扱っています。

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コインベース「日本居住者向けサービス」提供開始

Coinbase(コインベース)は今年6月に暗号資産交換業者(関東財務局 第00028号)としての登録を完了していましたが、本日2021年8月19日には日本居住者向け仮想通貨取引サービスを開始したことが正式に発表されました。

決済パートナーとして「三菱UFJ銀行」と提携

コインベースは決済パートナーとして「三菱UFJ銀行」と提携しているため、三菱UFJ銀行の口座を有している方はインターネットバンキングを通じて入出金を行うことができるようになっています。

取り扱う暗号資産は5銘柄(今後も追加予定)

コインベースが日本居住者向けに提供している暗号資産は以下の5銘柄となっていますが、今後は対応銘柄を増やしていくことも予定していると報告されています。
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
ライトコイン(LTC)
ステラルーメン(XLM)
ビットコインキャッシュ(BCH)

iOS・Androidアプリも提供開始

コインベースはサービス開始に伴い「iOS・Android向けアプリ」の提供も開始しています。新規口座開設手続きなどはアプリからでも行うことができるようになっており、パソコンで新規口座開設・本人確認手続きを行なった場合にも、スマートフォンで運転免許証などの撮影を行う必要がある仕組みとなっています。

(画像:Coinbase株式会社)(画像:Coinbase株式会社)

学んで稼ぐ「Earn(アーン)」も提供

コインベースは海外居住者向けに、コインベースの公式サイトで仮想通貨について勉強することによって仮想通貨を受け取ることができる「Earn(アーン)」と呼ばれるサービスを提供していますが、このサービスは日本居住者向けにも提供されるとのことで、最初はXLMを報酬として提供、今後は他の銘柄にも対応している予定だと報告されています。

コインベース代表者のコメント

「Coinbase Global」のCEOであるBrian Armstrong(ブライアン・アームストロング)氏は「日本居住者向けサービスの提供開始」について公式発表の中で次のようにコメントしています。

日本は早くからクリプト(暗号資産)を市場に取り入れた国でもあり、世界最大級の暗号資産取引量を誇ります。日本のお客様に向け、Coinbaseを提供できることを心待ちにしております。

また、コインベースは公式発表の中で日本居住者向けのサービス提供について次のようにコメントしています。

日本国内においては、2017年4月以降に暗号資産が「資金決済法」で定義され、ビットコイン価格が急騰すると同時に、暗号資産業界全体が急速にトレンド化しました。一方で、セキュリティの不備が不正アクセスの標的となり、国内取引所が​ハッキング被害に遭うなど、多くの方が不安を抱える中で暗号資産を保有しなくてはいけませんでした。

その中で、Coinbaseは創業以来一度もハッキングされた実績がなく、ユーザーに安心いただきながら暗号資産を運用できる環境を整えてきました。日本においても、世界基準のセキュリティやコンプライアンス基盤に加え、日本最大級の口座保有数を誇る金融業界のリーディングカンパニーである三菱UFJ銀行をパートナーとして迎え入れ、サービス利用にあたり三菱UFJ銀行の口座をお持ちの方から、インターネットバンキングを通して入出金が可能となります。日本のお客様に安心してお取引頂けるよう体制を構築しております。

今後は、トレーダーや機関投資家向けのサービスなどを展開し、ビジネスを拡大していく方針です。初級者だけではなく、上級者にもご利用いただける日本で最も安心安全な暗号資産取引所を目指します。

コインベースは100カ国以上で仮想通貨取引サービスを提供している大手暗号資産取引所であり、海外向けサービスでは非常に多くのアルトコインが取り扱われているだけでなく、「ステーキング・ブラウザ拡張機能・各種決済手段による仮想通貨購入機能」など様々なサービスが提供されているため、今後のサービス拡大にも期待が高まります。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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