英銀行大手NatWest「BINANCEへの法定通貨送金」を停止


イギリス・ロンドンに本拠を構える商業銀行「NatWest(ナショナル・ウエストミンスター銀行)」が、暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」への支払いをブロックしたことが複数の報告で明らかになりました。

こちらから読む:韓国、国外暗号資産事業者に登録求める「暗号資産」関連ニュース

BINANCEへの全ての支払いをブロック

BINANCE(バイナンス)はここ最近で様々な国の規制当局から警告を受けており、英国では既に「Barclays」「Santander UK」「Clear Junction」「Faster Payments」などがBINANCE関連の決済取引を停止することを発表していましたが、今回は新たにイギリス・ロンドンに本拠を構える商業銀行「NatWest(ナショナル・ウエストミンスター銀行)」がBINANCEへの支払いをブロックしたことが明らかになりました。

複数の報告によると、NatWestはデビットカードどクレジットカードを用いたBINANCEへの支払いをブロックしているとのことで、暗号資産メディア「CoinDesk」は『NatWestの広報担当者は”BINANCEへの全ての支払いがブロックされるのは事実です”と語った』とも報告されています。

英金融行動監視機構(FCA)は先月末に『Binance Markets LimitedやBinance Groupは英国の規制下で事業を行うための認可・登録・ライセンスを保持していない』との警告文を公開したため、この発表を受けて英国では続々とBINANCE関連の送金取引を停止する事例が増えていますが、一部のユーザーはそのような対応に対して不満の声をあげています。

なお、BINANCEは今月初めにEUの主要決済ネットワークである「単一ユーロ決済圏(Single Euro Payments Area/SEPA)」におけるユーロ建ての銀行送金を無期限で一時停止することを発表しており、今月17日には株式トークンを売買することができる「ストックトークン」のサービス終了することも発表されています。

>>「CoinDesk」の報道はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です