ソフトバンク、ブラジル取引所メルカドビットコインへ約220億円出資

ソフトバンク、ブラジル取引所メルカドビットコインへ約220億円出資

ラテンアメリカ最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所であるメルカド・ビットコイン(Mercado Bitcoin)の親会社である2TMグループは、メルカド・ビットコインがソフトバンク・ラテンアメリカ・ファンド(SoftBank Latin America Fund)から約220億円(2億ドル)調達したことを7月1日に発表した。

この資金調達はラテンアメリカ史上最大のシリーズBラウンドとなり、ソフトバンクにとってラテンアメリカの暗号資産関連企業に対する最大の投資となった。また、この投資により2TMグループの企業評価額は約2,300億円(21億ドル)となり、ラテンアメリカで8番目に評価額の高いユニコーンとなったとのことだ。

メルカド・ビットコインは、調達した資金を生かして、規模の拡大、提供サービスの拡充、インフラへの投資を行い、ラテンアメリカにおける暗号資産需要の急増に対応していくとのことだ。

メルカド・ビットコインはは過去1年間で大きな成長を遂げており、2021年には顧客ベースが280万人に達したとのこと。2021年1月から5月の間では約70万人の新規顧客がサービスを利用するために契約したようだ。

またメルカド・ビットコインは、2021年初の5カ月間で取引量が約5,200億円(50億ドル)に増加し、最初の7年間の合計を上回ったとのことだ。

そして2TMグループは、2021年に規制当局の承認を得て、ラテンアメリカ初のデジタルカストディアンであるビットラスト(Bitrust)を立ち上げる予定であることも発表した。

2TMグループの会長兼CEOであるロベルト・ダニョーニ(Roberto Dagnoni)氏は「世界中の何百万人もの人々が、デジタル資産や暗号資産が革新的な技術であると同時に効率的な価値の保存手段であることを認識していますが、ブラジルもその例外ではありません。

今回のシリーズBラウンドでは、当社のインフラへの投資を継続することで、ブロックチェーンベースの金融市場に対する需要の高まりに合わせて規模を拡大することができます。

ソフトバンク・ラテン・アメリカ・ファンドが、金融の専門知識、業界での深い経験、地域での広範な活動という比類のない組み合わせにより、当社のビジョンの実現を支援してくれることに感激しています」とコメントしている。

メルカド・ビットコインの共同設立者で取締役のグスタボ・チャマティ(Gustavo Chamati)氏は「メルカド・ビットコインとその姉妹会社は、この分野でイノベーションとリーダーシップの両方を発揮してきました。

拡張性のある市場インフラを開発したことで、ブラジルで最も信頼される暗号資産ブランド企業となりました。この独自のポジショニングにより、ブラジルとラテンアメリカの両方で急増している暗号資産への関心を利用することができ、その結果、昨年は市場シェアが大幅に拡大し、継続的な成長への道が開けました」とコメントしている。

ソフトバンクグループ・インターナショナルのCEOであり、ソフトバンクグループのCOOであるマルセロ・クラウレ(Marcelo Claure)氏は「ロベルトとグスタボのビジョンのおかげで、メルカド・ビットコインは暗号資産の分野で世界的なリーダーとなりました。

2TMグループは、ブラジルのエコシステムを理解し、ブラジルの進化する規制の枠組みに貢献していることに感銘を受けました。

これらのことから、2TMグループは、ラテンアメリカのブロックチェーン革命の最前線に位置し、ブラジルでの暗号資産の爆発的な普及を決定づける存在となっています。

暗号資産はラテンアメリカで信じられないほどの可能性を秘めています。2TMグループにとってブラジルでの勝利は非常に重要であると考えており、この素晴らしい旅に参加できることに興奮しています」とコメントしている。

参考:プレスリリース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/antoniokhr

参照元:ニュース – あたらしい経済

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