不動産売買サイト「Viila」公開|仮想通貨決済対応・所有権のトークン化なども予定


株式会社Oltoは2021年4月28日に、不動産業界のデジタル化を目標とした不動産売買プラットフォーム『Viila』をリリースしたことを発表しました。Viilaは将来的に「ブロックチェーン技術やトークンを活用した所有権管理の仕組み」や「仮想通貨決済機能」などを追加することも予定しています。

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デジタル化に向けた不動産売買サイト「Viila」公開

(画像:Viila)(画像:Viila)

株式会社Oltoは2021年4月28日に、不動産業界のデジタル化を目標とした不動産売買サイト『Viila』を公開したことを発表しました。この不動産売買プラットフォームではデジタル内見や購入申込などといった不動産売買プロセスの一部がすでにデジタル形式で提供されており、正確な地図検索も可能となっていますが、今後は不動産売買を完全にデジタル化することによって”オンランショッピング感覚”で不動産の売買ができるようになると報告されています。

「Viila」は物件探しを簡単かつ楽しくできるように開発されており、『長いフォームの入力や問い合わせがほぼ不要な他、物件の正確な所在地や物件の特徴など、物件を決めるために欠かせない情報は最初から揃っているため、一々不動産会社に問い合わせしなくても自分に合う物件を見つけて簡単に比較することができる』と説明されています。

不動産売買プロセスをデジタル化することによって、売買手続きを遠距離でも行うことができるようになり、ペーパーレスで手間を減らしてより早く引渡しができるようになるため、不動産会社の業務効率化・コスト削減に加えて、将来的には買主と売主が払う仲介手数料などのコストも大幅に削減できるとされています。なお「Viila」では不動産会社が手間なく物件管理と買主とのやりとりができるように「不動産会社ダッシュボード」も提供されています。

不動産売買サイト「Viila」の特徴

不動産売買サイト「Viila」の特徴としては以下のようなものが挙げられています。

正確な物件所在地を地図ですぐに確認できる

(画像:Olto)(画像:Olto)

「Viila」は全ての物件の所在地を地図ですぐに確認できるようになっており、所在地はいつでも正確な情報が表示される仕様となっています。また、物件から駅や近くの施設までの距離とルートを1クリックで表示させることも可能です。

物件情報の正確さ

物件の販売状況はきちんと更新されていないことが多く、買主様がいい物件を見つけて不動産会社に問い合わせしても『既に販売済み』などのケースが多々あります。一方「Viila」は完全デジタル売買サービスによって販売状況を自動的に更新しているため、いつでも情報が正しく、買主も安心して利用できるようになっています。

人工知能(AI)で物件の自動提案

Viilaでは、不動産の人工知能(AI)マッチングシステムで希望の条件に合う物件が毎週送られてくる無料サービスが提供されているため、忙しくて積極的に物件探しできない方にも魅力的なサービスとなっています。また、同じエリアの過去の売買データを分析して、平米単価の適切さなどを自分で確認するためのツールも提供されます。

デジタル購入申込

購入申込は完全にデジタルで提出できるようになっており、購入価格・手付金の決め方・全体の流れなどについての説明も行われているため、初めて不動産を購入する方でも安心して購入申込を行うことができるようになっています。

(画像:Viila)(画像:Viila)

「所有権のトークン化・仮想通貨決済対応」も予定

Viilaは今後「ブロックチェーン技術を用いて不動産の所有権をトークン化すること」や「ビットコインなどの仮想通貨で不動産を購入できるようにすること」も予定していると報告されています。公式発表では、今後の予定として以下4つの項目が挙げられています。

  • 売買契約・所有権移転登記・引渡しまで全ての作業をデジタルでできるようにする
  • 不動産業者や他の開発者に物件データのAPIを提供し、不動産データをオープン化する
  • ブロックチェーン技術で不動産の所有権をトークン化し、少数に分けたトークンを簡単に売買できるようすることによって不動産の流動性を上げる
  • ビットコインや他の仮想通貨で不動産を購入できるようにする

Viilaはリリース時点で「軽井沢エリア」のみの対応となっていますが、今後はその他のリゾート地に対応範囲を拡大し、将来的には全国まで対応地域を拡大する予定だと説明されています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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