スペイン12か所の空港にてコロナ陰性証明書発行、独ブロックチェーン企業TE-FOOD

スペイン12か所の空港にてコロナ陰性証明書発行

スペインにある12か所の空港にて、ブロックチェーンを活用した新型コロナウィルスに関する健康証明書の発行テストが実施された。このことは独ブロックチェーン企業、TE-FOOD(TEフード)が4月27日に発表した。

TEフードは今回のテストにて検査管理ソリューション「TrustOne(トラストワン)」の提供を行っている。

「TrustOne」を利用することで乗客が入出港の際に行った自身の検査結果に基づき、新型コロナウィルス感染症について陰性であることが証明ができる。このソリューションが導入されたことで、検査に関する登録から予約、支払い、サンプリング、検査評価、検査結果の連絡まで検査手順がデジタル化されたとのことだ。また旅行会社や関係当局はこのソリューションにより、検査結果の出所や有効性を確認でき、証明書に関する不正行為を軽減できるとしている。

なおテスト対象となるのは、バルセロナ空港、ラ・パルマ空港、アリカンテ空港、ランサローテ国際空港、パルマ・デ・マヨルカ空港、イビザ空港、フエルテベントゥラ空港、メノルカ空港、テネリフェ空港、ビルバオ空港、バレンシア空港、グランカナリア空港の12か所である。

関連ニュース

ドイツもブロックチェーンでコロナ対策か、IBMがドイツのコロナワクチン接種証明システム開発事業を270万ユーロ(約3億5000万円)で落札

米NY州がワクチン接種証明ブロックチェーンアプリ「エクセルシオールパス」ローンチ

参考:TE-FOODトラストワン

(images:iStock/Molnia・NatanaelGinting

参照元:ニュース – あたらしい経済

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です