暗号資産「ベーシック・アテンション・トークン(BAT)」とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説


暗号資産(仮想通貨)「ベーシック・アテンション・トークン(Basic Attention Token/BAT)」に関する基本情報や特徴をなどをわかりやすく解説するとともに、取扱う暗号資産取引所・価格・チャート・関連リンクなどの情報もまとめて掲載しています。

こちらから読む:BAT関連の記事を新着順で「Basic Attention Token/BAT」関連ニュース

Basic Attention Token(BAT)とは?

BasicAttentionToken-BAT-Logo

ベーシック・アテンション・トークン(Basic Attention Token/BAT)とは、ユーザーのプライバシーを重視した次世代型ブラウザ「Brave(ブレイブ)」で使用されている暗号資産です。BATはイーサリアムのブロックチェーンを基盤とした「ERC-20トークン」として発行されています。

Brave(ブレイブ)ブラウザでは『Braveからの広告配信を受けるかどうか』を自分で選択することができるようになっているため、この広告配信を許可して広告を実際に閲覧すると仮想通貨BATによる報酬を受け取ることができます(*1)。
(*1)日本では仮想通貨BATの代わりに「BATポイント(BAP)」が付与されています。BAPを用いたサイト運営者の支援は可能ですが、海外のように実店舗での利用やAmazonギフト券への交換などはまだ実現されていません。

獲得したBATはBraveブラウザに搭載されているウォレットに保管されることになっており、「ウェブサイト・Twitter・YouTube・Twitch・Vimeo・Reddit・GitHub」などといった様々なサービスのクリエイターに寄付を行う際などに使用することができるようになっています。

Brave(ブレイブ)とは

Brave(ブレイブ)は、第三者の広告やトラッカーをブロックする機能が実装されているプライバシーを重視した次世代型ブラウザであり、『仮想通貨BATによる報酬機能を採用している』という点でも注目されています。

従来のブラウザでは「ユーザーの個人情報や閲覧履歴などを取得して、個々のユーザーに最適な広告を表示することによって広告費を稼ぐ」といった手法が採用されていましたが、Braveは広告表示の有無をユーザー自身が自分で決定できる仕組みを採用しているため、広告表示をオフにして無駄な広告をブロックすれば、データ使用料や読み込み時間を削減して、より早くウェブサイトなどを表示できるようになっています。

なお、ユーザーがBraveからの広告配信を許可した場合はBraveがブラウザ利用に関するデータをもとに広告を配信しますが、このデータはユーザーのデバイス内に保存されるようプライバシーに配慮されています。また、広告配信の頻度はユーザー側で設定することも可能です。

Basic Attention Token(BAT)の特徴

Blockchain-Catch

ベーシック・アテンション・トークン(Basic Attention Token/BAT)の特徴としては以下のようなことが挙げられます。

仮想通貨報酬制度「Brave Rewards」

ベーシック・アテンション・トークン(Basic Attention Token/BAT)を採用している「Braveブラウザ」には、広告配信を受け取る対価として仮想通貨BATを付与する「Brave Rewards(ブレイブ・リワード)」という仮想通貨報酬制度が導入されています。

Brave Rewards(ブレイブ・リワード)は「広告主・Brave利用者・WEBコンテンツクリエイター」の3者を繋ぐ仕組みとなっており、『広告主がBraveに広告配信を依頼する→広告表示を許可したBrave利用者に広告が配信される→広告を閲覧したBrave利用者にBAT報酬が付与される→Brave利用者はBATでコンテンツクリエイターに寄付できる』といった流れでBATが循環しています。

このような仕組みを採用することによって『広告閲覧者も報酬を受け取ることができるようになり、広告のクリック数も増加する』という関係者全員に嬉しい環境が実現しています。

Braveブラウザにおける「BAT投げ銭機能」

Braveブラウザでは「ウェブサイト・Twitter・YouTube・Twitch・Vimeo・Reddit・GitHub」などといった様々なコンテンツにBATを寄付することができるボタンが設置されているため、仮想通貨BATを保有している場合はそのBATを用いて簡単に投げ銭を行うことができます。

この投げ銭機能では「一回だけの寄付」に加えて「一定額を定期的に寄付する機能」も提供されているため、自分が応援したいコンテンツクリエイターを簡単に支援することができます。

Braveクリエイターの「bitFlyer連携サービス」

Braveは暗号資産取引所「bitFlyer(ビットフライヤー)」との連携サービスを提供しているため、ウェブサイト運営者、Twitterアカウント保有者・YouTubeチャンネル保有者などは『Braveクリエイター』としての登録を行なった上で、bitFlyerアカウントをBraveクリエイターアカウントに連携させることによって、Braveユーザーから寄付されたBATをビットフライヤーのウォレットで受け取ることができます。bitFlyerウォレットで受け取ったBATは日本円に換金したり、他の暗号資産に交換することが可能です。

今後の「BAT活用方法拡大」にも期待

日本では仮想通貨関連規制の制約があるため、Braveブラウザでは「BAT」の代わりに「BATポイント(BAP)」が付与される仕組みとなっており、『BAPによるコンテンツクリエイターの支援』がメインとなっていますが、海外では『実店舗での利用』や『Amazonギフト券との交換』などのサービスが提供されています。

しかし最近では先述した『BraveクリエイターのbitFlyer連携サービス』など徐々にBraveでできることが増えてきているため、今後のBTA活用範囲拡大などにも期待が高まります。

BATはBraveブラウザを中心として利用されているため、Braveブラウザの利用者が増加すれば、BATの価値も高まっていくことになると期待されます。

Basic Attention Token(BAT)の基本情報

トークン名称 ベーシック・アテンション・トークン(Basic Attention Token)
ティッカーシンボル BAT
発行開始日 2017年5月31日
トークン規格 ERC-20
発行上限 1,500,000,000 BAT

Basic Attention Token(BAT)の価格・チャート


Basic Attention Token(BAT)を取扱う暗号資産取引所

ベーシック・アテンション・トークン(Basic Attention Token/BAT)を取り扱っている日本国内の暗号資産取引所としては以下のような取引所が挙げられます(2021年4月時点)。
Coincheck(コインチェック)
bitFlyer(ビットフライヤー)
BITPoint Japan(ビットポイントジャパン)
bitbank(ビットバンク)
GMOコイン

Basic Attention Token(BAT)対応のウォレット

ベーシック・アテンション・トークン(Basic Attention Token/BAT)を保管することができる代表的なウォレットとして以下のようなものが挙げられます。
Trezor(トレザー)
Ledger(レジャー)
MetaMask(メタマスク)
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)

Basic Attention Token(BAT)関連リンク

BAT公式サイト(日本語)
BAT公式サイト(英語)
Brave公式サイト(日本語)
BAT公式Twitter(英語)
BAT公式Telegram(英語)
Brave公式ブログ(日本語)
Brave公式YouTube
BATのRedditコミュニティ
ソースコード(GitHub)
ホワイトペーパー
エクスプローラー①(Etherscan)
エクスプローラー②(Ethplorer)
エクスプローラー③(Blockchair)

BATが購入できる暗号資産取引所Coincheckの新規登録はこちらからどうぞ。

暗号資産取引所Coincheckの画像


暗号資産取引所Coincheckの登録ページはこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です