TAOTAO:法改正に伴い「レバレッジ倍率変更・追加証拠金制度導入」など複数の変更


暗号資産取引所「TAOTAO(タオタオ)」は2021年2月22日に、暗号資産関連の法改正に伴い同社が提供しているサービスに「代用暗号資産の掛け目設定・レバレッジ取引倍率の変更・追加証拠金制度の導入」などといった複数の変更を加えることを発表しました。これらの変更は2021年4月21日頃から適用される予定となっています。

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法改正に伴い「一部サービス内容」変更へ

TAOTAO(タオタオ)は2021年2月22日に、同社が提供しているサービスに「代用暗号資産の掛け目設定・レバレッジ取引倍率の変更・追加証拠金制度の導入」などといった複数の変更を加える予定であることを発表しました。

これは2020年5月1日に施行された『情報通信技術の進展に伴う金融取引の多様化に対応するための資金決済に関する法律等の一部を改正する法律(令和元年法律第28号)』に沿ってサービスを提供するためのものであり、具体的には以下のような変更を加えると説明されています。

代用暗号資産の掛け目設定

【設定日】
2021年4月21日(水)の定期メンテナンス終了後から設定

【設定内容】
証拠金として暗号資産を使用する場合に掛け目が設定されます。掛け目設定後は、証拠金として使用する暗号資産の時価に「一律掛け目50%」を乗じた評価額を証拠金として利用することができます。

レバレッジ取引倍率の変更

【変更日】
2021年4月21日(水)の定期メンテナンス終了後から適用

【変更内容】
個人ユーザー:一律2倍へと変更
法人ユーザー:日本暗号資産取引業協会(JVCEA)が定める倍率へ変更(※)

※毎週水曜の定期メンテナンス後に更新(事前にTAOTAOホームページ上で公開)
※2021年4月21日~2021年5月4日の期間は2倍が適用されます。

追加証拠金制度の導入

【導入開始日】
2021年4月22日(木)午前7時00分

【追加証拠金制度の概要】
毎取引日の午前7時00分に、午前6時59分時点(前取引日の終了時)の証拠金維持率をもとに「追加証拠金」の要否を判定。証拠金維持率が100%を下回っている場合は、証拠金の不足額分を「追加証拠金」として差し入れる必要がある。

【追加証拠金の差入方法と差入期限】
当該取引日午前4時59分までに「日本円のご入金・保有ポジションの決済」などで差し入れる必要がある

【具体例】
①2021年4月22日午前7時:追加証拠金対象判定

  • 対象者にはメールやお知らせで通知
  • 判定後、レバレッジ取引の新規予約注文・出金予約がある場合は自動的に取り消し。取り消しにより証拠金不足が解消した場合は通知

②2021年4月23日午前4時59分:追加証拠金差入期限

  • 必ず期限までにユーザー自身で証拠金不足を解消する必要がある。相場変動などによる自然解消はない。

③2021年4月23日午前5時00分

  • 期限までに証拠金不足が解消しない場合、レバレッジ取引の決済予約注文の取り消しと保有ポジションの全決済を行われる

>>「TAOTAO」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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