コインチェック:NFT取引所miime運営の「メタップスアルファ」を完全子会社化


Coincheck(コインチェック)は2021年2月5日に、NFTマーケットプレイス「miime」を提供している「株式会社メタップスアルファ」の全株式を取得して子会社化するための株式譲渡契約を締結したことを発表しました。コインチェックは『オフチェーンのNFTマーケットプレイス』提供に向けて開発を進めていますが、今回の発表では『オンチェーンのNFTマーケットプレイス』も同時に展開していく計画が明らかにされています。

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オフチェーン・オンチェーン両方の「NFT取引所」提供へ

Coincheck(コインチェック)は2021年2月5日に、NFTマーケットプレイス「miime」を提供している「株式会社メタップスアルファ」の全株式を取得して子会社化するための株式譲渡契約を同社の親会社である「株式会社メタップス」と締結したことを発表しました。

コインチェックは2020年8月に『ブロックチェーン技術を用いて発行されるデジタルアイテムNFT(Non-fungible token)を取引することができるマーケットプレイスを2020年度内に提供する計画』を発表していましたが、今回の子会社化はNFT関連事業を国内外でいち早く展開していく目的があると説明されています。

Coincheckが開発を進めているNFTマーケットプレイスは、ブロックチェーン上にデータが直接記録されない『オフチェーンのNFTマーケットプレイス』となっていますが、メタップスアルファが提供している「miime」はブロックチェーン上にデータが直接記録される『オンチェーンのNFTマーケットプレイス』となっています。

オフチェーンのNFTマーケットプレイスは「取引処理のスケーラビリティ(拡張性)問題を回避できる」「ネットワーク送金手数料(Gas代)が発生しない」などの特徴を有していますが、現在はイーサリアムのスケーラビリティ問題解決に向けた様々なプロジェクトが推進されているため、『オフチェーンとオンチェーン両方のNTFマーケットプレイスを提供することによって、国内外でいち早く事業を展開していくことができる』との考えから今回の子会社化を決定したと説明されています。

なお、今回の子会社によって「株式会社メタップスアルファ」の商号と役員体制は変更となるものの、同社が提供しているNFTマーケットプレイス「miime」は”コインチェックとは別のブランド”として引き続きサービスを提供していく予定だとされており、現在「miime」を利用しているユーザーも特別な手続きなく通常通りサービスを利用することができるとされています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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