月: 2017年10月

物価2%達成19年度ごろ維持 下振れリスク大きい=日銀展望リポート News

物価2%達成19年度ごろ維持 下振れリスク大きい=日銀展望リポート

[東京 31日 ロイター] - 日銀は31日、最新の「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」を発表し、2017、18年度物価見通しを引き下げた。2%の物価目標に達する時期は前回の「19年度ごろ」を変えなかった。しかし、リスクバランスについて物価は下振れリスクの方が大きいとした。前回と同様に賃金上昇が鈍く、省力化投資でのコスト吸収を要因として挙げた。

日銀が金融政策維持 片岡委員が反対、15年金利引き下げを主張 News

日銀が金融政策維持 片岡委員が反対、15年金利引き下げを主張

[東京 31日 ロイター] - 日銀は31日の金融政策決定会合で短期金利をマイナス0.1%、長期金利をゼロ%程度とする長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)付き量的・質的金融緩和の維持を賛成多数で決めた。前回会合に引き続き、片岡剛士審議委員が現行政策の維持に反対。より長期の金利を引き下げるため、15年物国債金利が0.2%未満に低下するような国債買い入れが適当とした。記者会見では黒田東彦総裁が後任に求められる資質として「経済理論への理解と国際人脈」を挙げた。

前場の日経平均は4日ぶり反落、米株安・円安一服が重し News

前場の日経平均は4日ぶり反落、米株安・円安一服が重し

[東京 31日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比78円15銭安の2万1933円52銭となり、4日ぶりに反落した。前日の米国株安や円安基調の一服が重しとなる中、ソフトバンクグループの下落が指数を押し下げた。メガバンクや外需大型株も軟調に推移。日経平均は一時171円安となったが、売り一巡後は押し目買いで下げ渋る展開だった。

米下院共和党、税制改革巡り対立なお残る 法案提出期限迫る News

米下院共和党、税制改革巡り対立なお残る 法案提出期限迫る

[ワシントン 30日 ロイター] - 法人税減税を柱とする米税制改革法案の提出期限が11月1日に迫るなか、米議会共和党内では税控除など主要な項目について意見の対立が解消されておらず、一部のロビー団体は期限までに法案の準備が間に合わないのではないかと懸念している。