「トランプラリー終焉」との表現に違和感。 NYダウは2万ドル、ドル/円は120円へ上昇!

■NYダウは2万ドルに向け続伸、日本株も堅調 みなさん、こんにちは。
 「トランプラリー」は沈静化を見せず、12月7日(水)のNYダウとS&P500指数は最高値更新。
 12月7日(水)のNYダウは1万9549ドルと2万ドルに向けて上昇中。S&P500指数は2241.35まで上昇。
NYダウ 日足(出所:CQG)
S&P500 日足(出所:CQG)
 NYダウは来年(2017年)、2万ドルを超えるというのがコンセンサスになりつつありますが、今月(12月)中にも大台に急接近しそうな勢いです。
 連れて日経平均も続伸。本稿執筆時点で前日比219円高の1万8715円と堅調。
 今年(2016年)の日本株は、年前半の急落のイメージが強烈なので、どうしても軟調推移と言われがちですが、「トランプラリー」のおかげでセンチメントが劇的に改善。
 今年(2016年)の日経平均のオープニングは1万8818円。
 今月(12月)もう一段上昇して引ければ、年足も陽転する可能性が出てきました。
【参考記事】
●FOMC利上げ100%織り込む! ユーロは長期トレンドライン割れでパリティも視野に(12月5日、西原宏一&大橋ひろこ)
 仮に陽転すれば、アベノミクスが始まって以来、5年連続の陽線引けとなります。
日経平均 年足(出所:Bloomberg)
 この日本株急騰のおかげで、2016年に席巻していた「アベノミクスの終焉」という言葉は年末間近にまったく聞かれなくなりました。
 日本株の急激な回復と比較すると…

参照元:ザイFX! 西原宏一の「ヘッジファンドの思惑」

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