「子くじら」の出現で、米ドル/円は122.50円 への上昇濃厚! 上抜ければ125円も視野に

■米ドル/円はレジスタンスの122円に再び接近 みなさん、こんにちは。
 4月23日(木)のコラムでご紹介した米ドル/円ですが、大方のコンセンサスどおり、118円台でボトムアウトし、じり高で推移。これまでの高値は5月21日(水)につけた、121.48円。
【参考記事】
●ドル/円は122円超、日経平均は2万2000円へ上昇するのが濃厚と考える理由とは?(4月23日、西原宏一)
 米ドル/円は、じわじわとレジスタンスである122.00円に再び接近してきました。
米ドル/円 日足(出所:米国FXCM)
■米ドル/円の118円台では「くじら」がサポート 米ドル/円は、2015年4月~5月にかけて、何週にもわたり、118.00円割れをトライしたのですが、執拗な米ドル買い需要にサポートされました。
 特に、4月30日(木)に日経平均が1日で500円強という急落劇を演じた局面でも、米ドル/円は118.00円を割り込めず、安値は118.50円どまり。
日経平均 日足(出所:株マップ.com)
米ドル/円 日足(出所:米国FXCM)
 118円台で米ドル/円が底堅い動きを見せていた背景には、マーケットのウワサどおり、くじら(日本銀行、ゆうちょ銀行、3共済、かんぽ生命、GPIF)の存在が挙げられます。
 そのくじらに関しては、「巨大くじら」であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)からのリスク資産買いがそろそろ一定額を終えて、彼らからの米ドル買い需要が細ってきているという報道も見受けられます。
 しかし、ここにきて脚光を浴びているのが…

参照元:ザイFX! 西原宏一の「ヘッジファンドの思惑」

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