［東京　１６日　ロイター］ - １０月ロイター企業調査によると、少子高齢化による人手不足の解消に向け、外国人単純労働者を適切な処遇で受け入れることについて、全体の７６％の企業が「積極的に」、ないし「ある程度」支持すると回答した。ただ、現状では不法就労者増大による治安悪化も懸念されており、政府が受け入れ方針やルール策定に取り組むべきとの意見が多い。

［東京　１６日　ロイター］ - １０月ロイター企業調査によると、アベノミクスの勢いに関して７割超の企業が「後退している」ないし「消失している」とみていることが明らかとなった。「新３本の矢」も含めて効果が不明との指摘が目立っている。景気停滞感が強まる中、日銀による追加緩和については、賛否が拮抗している。

［ワシントン　１５日　ロイター］ - 米財務省が発表した２０１５会計年度の財政収支は、４３９０億ドルの赤字となり、赤字額は２００８年以来の水準に縮小した。金融危機後の景気回復で、歳出を上回るペースで歳入が伸びた。

［ニューヨーク　１５日　ロイター］ - １５日の米国株式市場は反発して終了した。シティグループの第３・四半期決算が好調な内容となり、金融株が上げを主導した。

［ハンブルク／ベルリン　１５日　ロイター］ - 独フォルクスワーゲン（ＶＷ）は、排ガス試験不正問題への対応として、欧州連合（ＥＵ）で８５０万台をリコール（回収・無償修理）すると明らかにした。

［ワシントン　１５日　ロイター］ - ロイターがエコノミスト約９０人に行った調査によると、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は依然１２月に利上げに踏み切る可能性があるものの、労働市場の伸び鈍化などを踏まえ、利上げの可能性は以前から後退したとみられている。

［サンパウロ　１５日　ロイター］ - 格付け会社フィッチ・レーティングスは１５日、ブラジルの信用格付けを従来のＢＢＢからＢＢＢマイナスに引き下げた。見通しはネガティブ。

［ベルリン　１５日　ロイター］ - ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン（ＶＷ）は１５日、欧州連合（ＥＵ）域内でディーゼル車約８５０万台をリコール（無償回収・修理）すると発表した。

［１５日　ロイター］ - 米シティグループが１５日発表した第３・四半期決算は５１％の増益となった。経費が減少し、米利上げ時期をめぐる不透明性や市場のボラティリティ増大を背景とした減収の影響を相殺した。

［ワシントン　１５日　ロイター］ - 米労働省が１５日発表した９月の消費者物価指数（ＣＰＩ、季節調整済み）は前月比０．２％下落し、１月以来８カ月ぶりの大幅な値下がりとなった。ガソリン価格の下落が重しとなった。前年同月比は横ばいで、４カ月ぶりに伸びが止まった。