焦点:参院選へ「安全運転」の内閣改造、目玉政策乏しく市場無反応 News

焦点:参院選へ「安全運転」の内閣改造、目玉政策乏しく市場無反応

[東京 7日 ロイター] - 第3次安倍改造内閣が正式に発足した。19人の閣僚のうち麻生太郎副総理兼財務・金融担当相など主要閣僚を中心に9人を再任。「アベノミクス第2ステージ」の政策の柱を担う「1億総活躍相」には、官房副長官として政権を支えてきた加藤勝信氏が就く。来年夏の参院選に向け「安全運転」に気を配った結果、政権の骨格を維持した。

焦点:日銀展望リポートと追加緩和、浮上した直結しない可能性 News

焦点:日銀展望リポートと追加緩和、浮上した直結しない可能性

[東京 7日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は、物価の基調に強い自信を示し、30日発表の展望リポートで国内総生産(GDP)や消費者物価指数(CPI)が下方修正されても、追加緩和に直結しない可能性をにじませた。ただ、マクロ指標の弱さが継続した場合、需給ギャップのマイナス幅拡大を招き、デフレへの逆戻りリスクも浮上しかねない。日銀は実体経済と物価の基調をめぐる難易度の高い判断を求められている。

コラム:米利上げ後退に賭ける「円買い」の罠=村田雅志氏 News

コラム:米利上げ後退に賭ける「円買い」の罠=村田雅志氏

[東京 7日] - 9月の米雇用統計が予想以上に弱い結果となり、米連邦準備理事会(FRB)による年内の利上げ開始は難しくなったとの声が強まっている。また、米国も含め世界景気の減速感が強まり、市場のリスク回避姿勢を背景とした円買いの動きが強まるとの見方も一部で示されている。

焦点:日本郵政株式、個人の需要強く一部で過熱感 News

焦点:日本郵政株式、個人の需要強く一部で過熱感

[東京 7日 ロイター] - 日本郵政グループ3社の売り出し仮条件は、想定価格よりも下のレンジに膨らむ結果となった。今後、国内外の投資家の需要を積み上げ、売り出し価格を決めるが、国内個人投資家からの引き合いが強く、一部で過熱感も出ているという。政府は上場後の株価の乱高下を防ぎたい考えで、慎重に売り出し価格を決める。

ノーベル化学賞、DNA修復機能研究の3氏に News

ノーベル化学賞、DNA修復機能研究の3氏に

[ストックホルム 7日 ロイター] - スウェーデンの王立科学アカデミーは、今年のノーベル化学賞を細胞のDNA修復メカニズムを研究した3人に授与すると発表した。受賞したのはスウェーデンのトマス・リンダル氏、米国のポール・モドリッチ氏、トルコ出身のアジズ・サンカー氏。

情報BOX:第3次安倍改造内閣の閣僚 News

情報BOX:第3次安倍改造内閣の閣僚

[東京 7日 ロイター] - 菅義偉官房長官が7日午後発表した第3次安倍改造内閣の主な顔ぶれは以下の通り。

ー総理        安倍晋三
―内閣法第九条の第一順位指定大臣(副総理)
財務
内閣府特命担当(金融)
デフレ脱却担当  麻生太郎
―総務        高市早苗
―法務        岩城光英
―外務        岸田文雄
―文部科学
―教育再生担当   馳浩
―厚生労働      塩崎恭久
―農林水産      森山裕
―経済産業
産業競争力
原子力経済被害
内閣府特命担当(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
林幹雄
―国土交通
水循環政策    石井啓一
―環境
内閣府特命担当(原子力防災)
丸川珠代
―防衛        中谷元

エレキ完全復活は道半ば、「継続的に利益出る事業へ」=ソニー社長 News

エレキ完全復活は道半ば、「継続的に利益出る事業へ」=ソニー社長

[7日 ロイター] - ソニーの平井一夫社長は7日、ロイターなどのインタビューで、エレクトロニクス(エレキ)事業の再生について「完全復活ではなく道半ば」との認識を示した。赤字のスマートフォン(スマホ)事業の構造改革が続いているほか、通年でのエレキ事業全体の黒字化が実現していないことから「まだ復活を宣言するには至っていない」と述べた。