
FireblocksがKakao Pay・Kakao BankとMOU
デジタル資産インフラ企業ファイアブロックス(Fireblocks)が、韓国の決済サービス企業カカオペイ(Kakao Pay)およびインターネット銀行カカオバンク(Kakao Bank)との覚書(MOU)締結を9月21日(日本時間22日)に発表した。
3社は今回のMOUに基づき、韓国の市場環境やインフラ需要を踏まえ、デジタル資産分野の事業機会を共同で検討するとのこと。特にステーブルコインを中心に、韓国の規制、セキュリティ、サービス要件に適したデジタル資産の流通の枠組みを検討する予定だという。
今回の取り組みでは、ファイアブロックスのデジタル資産インフラと、カカオグループの韓国内での幅広いリーチ、フィンテック・銀行分野の知見、中核的なブロックチェーン技術を活用するとのことだ。
また3社は、検討する流通の枠組みが韓国市場で適用可能かを検証するため、概念実証(PoC)も実施する予定だという。
カカオグループはこれまでに、ファイアブロックスのほか、東南アジアで配車やフードデリバリーなどのサービスを展開するグラブ(Grab)やタイの金融持株会社SCBX、教保生命など国内外の企業ともデジタル資産分野でMOUを締結している。グラブとSCBXとのMOUは2025年12月に締結された。教保生命とは2026年3月からPoCを進めている。
なお韓国メディアの「ソウル経済新聞(Seoul Economic Daily)」は6月16日、カカオ(Kakao)がカカオペイやカカオバンクなどグループ会社を中心とするタスクフォース(TF)を通じ、ウォン建てステーブルコイン事業の準備を進めていると報じていた。
報道によると、カカオは主要銀行などにコンソーシアム形成に向けた協議を要請し、参加に関心を示す銀行とのPoCの実施案についても協議したという。
ファイアブロックスは、MPC(マルチパーティ計算)技術を用いたウォレット管理や、承認ワークフローと取引ポリシーによる管理機能を提供する企業だ。150以上のブロックチェーンに対応し、デジタル資産の保管、移転、発行、決済などを支援している。今回の発表によると、同社の基盤は世界2,500超の機関で導入されている。また同社は、累計16兆ドル(約2,528兆円)のデジタル資産取引を保護してきたという。
Fireblocks has signed an MoU with Kakao Pay and Kakao Bank to build digital asset infrastructure for Korea.
— Fireblocks (@FireblocksHQ) September 22, 2026
The three companies will explore stablecoin distribution frameworks suited to Korea’s regulatory and security requirements, then run proof-of-concept tests to validate… pic.twitter.com/w6eb4gqsvx
参考:ファイアブロックス
画像:PIXTA
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参照元:ニュース – あたらしい経済


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