「ブロックチェーンで真贋証明」老舗酒蔵・吉乃川がSHIMENAWA導入

この記事の要点

  • SBIトレーサビリティ、吉乃川の高付加価値日本酒にNFC真贋証明を導入
  • 獺祭・白鶴に続き高級酒類での採用が拡大

まずはブロックチェーンを詳しく

吉乃川、ブロックチェーンで真贋証明を開始

SBIトレーサビリティ株式会社は2026年9月14日、同社が提供するブロックチェーン活用型トレーサビリティサービス「SHIMENAWA(しめなわ)」が、新潟県長岡市で470年以上の歴史を持つ老舗酒蔵・吉乃川の高付加価値日本酒に導入されたと発表しました。

対象商品のボトルには開封検知機能付きのNFC(近距離無線通信)タグが貼付され、購入者はスマートフォンで商品の真贋や開封状態を確認できるほか、商品のストーリーや生産背景などの情報にもアクセスできるようになります。

SBIトレーサビリティは、吉乃川が培ってきたブランド価値を大切にしながら、デジタル技術を取り入れた新たな顧客体験を提供すると説明しています。

NFCタグによる真贋証明と情報配信

1つのタグで真贋と未開封を確認

発表によれば、吉乃川向けのSHIMENAWAでは、開封検知による真贋証明と、デジタルコンテンツ配信の機能が採用されています。

このうち商品の真正性確認には開封検知機能付きのNFCタグが使われ、購入者は対象商品のボトルに貼付されたタグをスマートフォンで読み取ります。

NFCタグには商品ごとの固有IDが付与されており、ブロックチェーン上に記録された情報と照合することで、正規品かどうかを確認するとしています。

さらに、ボトルを開封するとタグの状態が変化するため、真贋証明とあわせて未開封品かどうかも判別できるとSBIトレーサビリティは説明しています。

正規品確認と同時に商品の魅力も発信

吉乃川では、このNFCタグを真贋や開封状態の確認だけでなく、商品の背景を消費者に伝える接点としても活用するとしています。

対象商品のタグを読み取ると専用ページにアクセスでき、商品のこだわりや生産背景、杜氏のコメント、お酒の特徴、ペアリング情報などが配信されるといいます。

導入対象となる銘柄について発表本文では明記されていないものの、公開された画像では「中汲み 農産山田錦 純米大吟醸原酒」が紹介されています。

SBIトレーサビリティによると、配信ページは既存の商品デザインやブランドイメージとの調和にも配慮しており、吉乃川が培ってきたブランド価値をデジタル上でも伝える構成となっています。

獺祭や白鶴にも導入、酒類で採用拡大中

SHIMENAWAは吉乃川に先立ち、日本酒やワインなどの高付加価値酒類で導入実績を重ねています。

2023年5月には油長酒造の「水端1568」、2024年11月には旭酒造(現・獺祭)の「獺祭 Beyond the Beyond 2024」で採用されました。

その後も2026年6月には坂城葡萄酒醸造のワインで活用が始まり、同年8月には白鶴酒造「天空」最上位商品でもSHIMENAWAの採用が発表されています。

吉乃川での採用により、高付加価値日本酒で真贋証明と商品情報の配信を組み合わせる取り組みがさらに広がっています。

>>ブロックチェーン関連の最新ニュースはこちら

Source:SBIトレーサビリティ株式会社
サムネイル:AIによる生成画像

参照元:仮想通貨ニュース最新一覧【毎日更新】 - 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

コメント

タイトルとURLをコピーしました