ロビンフッド、予測市場ハブ立ち上げ

株式や暗号資産（仮想通貨）の取引アプリを提供する米ロビンフッド（Robinhood）が、同社の先物取引に特化した子会社ロビンフッドデリバティブズ（Robinhood Derivatives）を通じて、同アプリ内に予測市場ハブを立ち上げたと3月17日に発表した。

ロビンフッドのCEO兼共同創設者のウラジミール・テネフ（Vladimir Tenev）氏によるXでの投稿によると、この予測市場ハブでは政治、経済、スポーツの分野から契約を提供するとのこと。今後は時間をかけて対象範囲を広げるとのことだ。

17日には男女大学バスケットボールトーナメントが対象となっており、近日にはFOMC（米国連邦公開市場委員会）が5月に決定するフェデラルファンド金利（米民間銀行が資金を融通し合う際に適用される短期金利）の予測も可能になるようだ。

なおこの予測市場ハブとそれに対応する契約は、中央集権型の予測市場プロバイダー「KalshiEX」を通じて米国全土で利用可能になるとのこと。なお「KalshiEX」は、米商品先物取引委員会（CFTC）規制下で指定契約市場（DCM）として承認されている。

昨年に行われた米大統領選では、分散型予測市場「ポリマーケット（Polymarket）」が注目を集めていた。その際の取引量は30億ドル（約4,484億円）を超えていた。

Today, we are launching prediction markets on @RobinhoodApp.

As a former mathematician and physicist, I am motivated by the search for objective truth. How can we make sense of all the information out there, and who can we trust?

Before we had the Internet, say in the 1970s,…

— Vlad Tenev (@vladtenev) March 17, 2025

Starting today, you can now trade contracts on the men’s and women’s college basketball tournaments.

See you at tip-off: https://t.co/WXpUDpYBJO pic.twitter.com/fRF6xhr0Xd

— Robinhood (@RobinhoodApp) March 17, 2025

参考：ロビンフッド
画像：PIXTA

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参照元：ニュース – あたらしい経済