日銀マイナス金利深堀りの観測報道で104.845まで上昇も円売り続かず。

 

OP104.566　HI104.845 LO104.408　CL104.608

-----------2/10主な出来事---------------------------

 

10:30 中国1月生産者物価指数(前年比) +0.3％

前回-0.4％

予想+0.3％

10:30 中国1月消費者物価指数(前年比) -0.3％

前回+0.2％

予想0.0％

 

16:00 ドイツ 1月消費者物価指数・改定値(前年比)　+1.0％

前回+1.0％

予想+1.0％

 

18:30　マイナス金利、危機時に強化　機動性確保へ方針明確化-3月の政策点検で日銀

 

22:00　ラガルドECB総裁

「緩和的な金融政策の継続が必要」

「少なくとも年末までは財政支援が必要」

「必要ならパンデミック緊急購入プログラム（PEPP）増額も可能」

「ECBが懸念する水準までインフレが加速するのはまだ先」

 

22:30 アメリカ1月消費者物価指数(前月比)　+0.3％

前回+0.4％

予想+0.3％

22:30 アメリカ1月消費者物価指数(前年比)　+1.4％

前回+1.4％

予想+1.5％

22:30 アメリカ1月消費者物価指数・コア(前年比) +1.4％

前回+1.6％

予想+1.5％

24:00 アメリカ12月卸売在庫(前月比) +0.3％

前回0.0％

予想+0.1％

 

28:00 アメリカ1月月次財政収支 　-1628億ドル

-1436億ドル

-1500億ドル

 

28:00 アメリカパウエルＦＲＢ議長

「米経済は力強い労働市場から依然として程遠い」

「辛抱強く緩和的な金融政策が重要」

「今後数カ月のインフレ上昇はあまり意味がない」

「一時的な物価上昇をもたらす支出の急拡大はみられたが、それが大きくも持続的でもないと予想」

「連邦債務にフォーカスする時期ではない」

「雇用の完全回復には追加的な政府支援が必要」

--------2/10株式・債券・商品-------------------------

 

日経平均　29562.93△57.00

豪ASX　　6856.904△35.679

上海総合　3655.088△51.599

英FT 　　6524.36▼7.20

独DAX　　13932.97▼78.83

NYダウ　31437.80△61.97

 

日10年債利回り　0.083％△0.010

豪10年債利回り　1.222％▼0.008

英10年債利回り　0.489％△0.023

独10年債利回り　-0.437％△0.009

米02年債利回り　0.1071％▼0.0080

米10年債利回り　1.1225％▼0.0343

 

NY原油　58.68△0.32

NY金　　1842.70△5.20

 

------------2/11注目材料-----------------------------

 

＜国内＞建国記念の日の祝日で休場

特になし

 

＜海外＞中国休場（旧正月）

09:01　1月英RICS住宅価格

16:00　1月独卸売物価指数）

16:45　ビルロワ仏中銀総裁講演

17:00　デギンドスECB副総裁講演

20:00　クノット・オランダ中銀総裁講演

21:00　12月メキシコ鉱工業生産

22:30　米新規失業保険申請件数

27:00　米30年債入札

28:00　メキシコ中銀政策金利

 

------------2/11きょうのひとこと---------------------

 

昨日は、日銀のマイナス金利深堀りが話題となりましたが、時事通信の報道を見る限り「必要に応じて一段の利下げも辞さない方針の明確化を検討する」との事です。（https://www.jiji.com/jc/article?k=2021021001099&g=eco）

つまり、日銀は副作用を恐れてマイナス金利を深掘りできないという市場の見方を払しょくするために、「いざとなればやるよ」という決意を表明するという事のようです。しかも、決意表明を「検討する」という段階なので、円相場の反応が一時的だったのも頷けますね。

 

本日もよろしくお願いいたします。