豪ドル/円は目先保ち合いが続いているが、 RBAが豪ドル安を望んでいることは念頭に!
■豪ドル/円は55円台から105円台へ上昇後、86円台まで急落 今回は豪ドル/円の分析を行なう。まず、月足チャートをご覧いただきたい。
豪ドル/円 月足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
月足チャートを見ると、2009年の最安値55円台を起点としたサポート・ライン(1)「緑の破線」に沿って上昇が続いた結果、「紫の破線」で示した「下値72円-上値90円のボックス相場」を上に抜けて、「買いシグナル」発した、と考える。
この「買いシグナル」で、豪ドル/円は、105円台の高値を付けているが、105円台から86円台にまで大きく急落している。
86円台からは、再び大きく反発(上昇)して、102円台後半の高値を付けている。
俯瞰すると、豪ドル/円は「赤の破線」で示したボックス相場を形成した、と考える。このボックス相場「赤の破線」に注目するべき、と考えていた。
豪ドル/円 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
豪ドル/円は、まず、2009年の最安値55円台を起点としたサポート・ライン(1)「緑の破線」を割り込んで、最初の「売りシグナル」を発した、と考える。
そして、この「売りシグナル」が発せられた時点でのターゲットは、このボックス相場「赤の破線」の下限(86.00円近辺)であった、と考える。
■大きなWトップを形成して「売りシグナル」を発した、とも言える 焦点を2007年、2008年ころの値動きに向ける。
豪ドル/円は、「ピンクの破線」で示したボックス相場形成した、と考える。
豪ドル/円 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
この頃は、ボックス相場「ピンクの破線」の内側で、サポート・ライン「緑の破線」を下に抜けて、「売りシグナル」を、何回か発したのだが、その都度、反発(上昇)している。
しかし、最終的には、ボックス相場「ピンクの破線」を下に抜けて、明確な「売りシグナル」を発し、その後、大きく下落した。
このボックス相場「ピンクの破線」の値動きと、ボックス相場「赤の破線」の値動きが、よく似ている、と感じていた。
つまり、時間が経過すると、ボックス相場「赤の破線」を割り込むことで明確な「売りシグナル」を発することになるのではないか、と考えていたわけだ。
月足チャートを見てのとおりに、ボックス相場「赤の破線」の下限(86.00円近辺)を割り込み、明確な「売りシグナル」を発した、と考える。
豪ドル/円 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
難しく考える必要もないので、単純に従来の安値(86.00円近辺)を更新したので、「売りシグナル」を発した、と考えても構わない。
大きな「ダブル・トップ」を形成して、「売りシグナル」を発した、とも言える。
■目先の値動きは微妙なのでニュートラルにとらえている ボックス相場「赤の破線」を下に抜けて発せられた「売りシグナル」に従い、豪ドル/円は、大きく下落した。
安値は、72円台を付けている。
二番天井の102円台を起点にしたレジスタンス・ライン「緑の破線」を表示した。このレジスタンス・ライン「緑の破線」を上に抜け、「買いシグナル」を発した、と考える。
そして、ボックス相場「茶色の破線」を表示した。
豪ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「茶色の破線」の上限は91.00円近辺、下限は72.00円近辺、と考える。
トレンド転換が起こったのか、つまり、「下落トレンド」から「上昇トレンド」に転換したのか、注意深く見るところ、と考える。
微妙なのだが、「上昇トレンド」に転換する可能性が高くなっている、と考えた。しかし、直近の様子では、ますます微妙なので、ニュートラル(中立)に見ている。
安値72.00円近辺を起点としたサポート・ライン(2)「緑の破線」を加筆した。
直近の値動きで、このサポート・ライン(2)「緑の破線」を割り込んだようにも見える。
このサポート・ラインを、明確に、下にブレイクする場合は、「売りシグナル」だ。この月足チャートでは、微妙なので、まだ、「売りシグナル」を表示していない。
次に、週足チャートを…
豪ドル/円 月足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
月足チャートを見ると、2009年の最安値55円台を起点としたサポート・ライン(1)「緑の破線」に沿って上昇が続いた結果、「紫の破線」で示した「下値72円-上値90円のボックス相場」を上に抜けて、「買いシグナル」発した、と考える。
この「買いシグナル」で、豪ドル/円は、105円台の高値を付けているが、105円台から86円台にまで大きく急落している。
86円台からは、再び大きく反発(上昇)して、102円台後半の高値を付けている。
俯瞰すると、豪ドル/円は「赤の破線」で示したボックス相場を形成した、と考える。このボックス相場「赤の破線」に注目するべき、と考えていた。
豪ドル/円 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
豪ドル/円は、まず、2009年の最安値55円台を起点としたサポート・ライン(1)「緑の破線」を割り込んで、最初の「売りシグナル」を発した、と考える。
そして、この「売りシグナル」が発せられた時点でのターゲットは、このボックス相場「赤の破線」の下限(86.00円近辺)であった、と考える。
■大きなWトップを形成して「売りシグナル」を発した、とも言える 焦点を2007年、2008年ころの値動きに向ける。
豪ドル/円は、「ピンクの破線」で示したボックス相場形成した、と考える。
豪ドル/円 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
この頃は、ボックス相場「ピンクの破線」の内側で、サポート・ライン「緑の破線」を下に抜けて、「売りシグナル」を、何回か発したのだが、その都度、反発(上昇)している。
しかし、最終的には、ボックス相場「ピンクの破線」を下に抜けて、明確な「売りシグナル」を発し、その後、大きく下落した。
このボックス相場「ピンクの破線」の値動きと、ボックス相場「赤の破線」の値動きが、よく似ている、と感じていた。
つまり、時間が経過すると、ボックス相場「赤の破線」を割り込むことで明確な「売りシグナル」を発することになるのではないか、と考えていたわけだ。
月足チャートを見てのとおりに、ボックス相場「赤の破線」の下限(86.00円近辺)を割り込み、明確な「売りシグナル」を発した、と考える。
豪ドル/円 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
難しく考える必要もないので、単純に従来の安値(86.00円近辺)を更新したので、「売りシグナル」を発した、と考えても構わない。
大きな「ダブル・トップ」を形成して、「売りシグナル」を発した、とも言える。
■目先の値動きは微妙なのでニュートラルにとらえている ボックス相場「赤の破線」を下に抜けて発せられた「売りシグナル」に従い、豪ドル/円は、大きく下落した。
安値は、72円台を付けている。
二番天井の102円台を起点にしたレジスタンス・ライン「緑の破線」を表示した。このレジスタンス・ライン「緑の破線」を上に抜け、「買いシグナル」を発した、と考える。
そして、ボックス相場「茶色の破線」を表示した。
豪ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「茶色の破線」の上限は91.00円近辺、下限は72.00円近辺、と考える。
トレンド転換が起こったのか、つまり、「下落トレンド」から「上昇トレンド」に転換したのか、注意深く見るところ、と考える。
微妙なのだが、「上昇トレンド」に転換する可能性が高くなっている、と考えた。しかし、直近の様子では、ますます微妙なので、ニュートラル(中立)に見ている。
安値72.00円近辺を起点としたサポート・ライン(2)「緑の破線」を加筆した。
直近の値動きで、このサポート・ライン(2)「緑の破線」を割り込んだようにも見える。
このサポート・ラインを、明確に、下にブレイクする場合は、「売りシグナル」だ。この月足チャートでは、微妙なので、まだ、「売りシグナル」を表示していない。
次に、週足チャートを…