ブログ 14 10月 2021 1米ドル=114円台半ばが当面のターゲットに。 米金融政策の方向性がはっきりしている以上、 米ドル高がまだ続く可能性が高い! 米ドル高本格化の予想どおりの動きに 9月のFOMC(米連邦公開市場委員会)以来、米国の金融引き締めの動きから米ドル高相場が本格化するという予想をずっとしてきましたが、ここまではほぼ予想どおりの動きになっています。 【参考記事】●米ドル/円は114円台を目指す動きへ。岸田内閣誕生で日本株大幅安も、リスクオフの円高は続かず、結局は米ドル高の相場に(10月8日、今井雅人)●ユーロ/米ドルに大相場の可能性! 目立ったチャートポイントのない空白地帯が続き、1.06ドル台までの大幅下落も!(10月1日、今井雅人... 続きを読む
ブログ 8 10月 2021 米ドル/円は114円台を目指す動きへ。 岸田内閣誕生で日本株大幅安も、リスクオフの 円高は続かず、結局は米ドル高の相場に 米国より日本の株式市場の下落幅が大きい要因は、岸田内閣の誕生以外に思い浮かばない 10月4日(月)に岸田文雄さんが第100代の内閣総理大臣に選ばれました。 その前後の株式市場の動きを見ると、日経平均は8日連続の下落という約12年ぶりの弱気相場となりました。 日経平均 日足(出所:TradingView) もちろん、中国の恒大集団のデフォルト騒ぎや、米国の債務問題などが世界的な株安を招いていることが、株式市場下落の主たる要因です。 【参考記事】●クロス円に先導されるようにリスクオフ加速、中国は大型... 続きを読む
ブログ 1 10月 2021 ユーロ/米ドルに大相場の可能性! 目立ったチャートポイントのない空白地帯が 続き、1.06ドル台までの大幅下落も! 米国の金融政策変更で、米ドル高となった1週間に 先週、9月24日(金)のコラムで、米国の金融政策変更で中期的な米ドル高相場へ向かうという見通しをお示ししました。 【参考記事】●米ドル買い選好方針を継続! FOMCで決定された、非常に重要な内容とは?(9月24日、今井雅人) その後の1週間は、まさにそのとおりの展開となっています。 ドルインデックス 4時間足(出所:TradingView) 今回は、FOMC(米連邦公開市場委員会)においての金融政策変更という非常にわかりやすい材料に、市場が素直に反... 続きを読む
ブログ 24 9月 2021 米ドル買い選好方針を継続! FOMCで決定された、非常に重要な内容とは? パウエルFRB議長がテーパリングの開始を11月のFOMCで決定する見通しを示した 9月21日(火)、22日(水)に金融市場大注目のFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されました。 ここで非常に重要な内容が決定されましたので、今回は、そこを中心にお話をしていきたいと思います。 まず、FOMCの声明文を読むと、こういう内容が書いてあります。 「経済活動が予想どおり進めば、資産購入ペースを緩めることが早急に十分な根拠を得るだろう」 現在、FRB(... 続きを読む
ブログ 17 9月 2021 米ドル買い中心戦略を継続! 中国恒大集団の経営危機は、今後金融市場に 大きな影響を与えるほどのものではない 中国恒大集団が経営危機に直面 今週1週間(9月13日~)は大きな動きはなかったのですが、その中で1つ話題になったことがあります。 それは、中国の大手不動産会社、中国恒大集団が経営危機に直面しているというニュースです。 【参考記事】 ●中国株の下落が米国株の下落を誘引するか。マーケットの懸念が拡大する中国リスクにジョージ・ソロスも警告(9月16日、西原宏一) ●豪ドル/円の押し目買い継続!「サナエノミクス」は、いわば「NEWアベノミクス」。株高・円安の再来に期待できそう(9月13... 続きを読む
ブログ 10 9月 2021 米ドル/円は109~111円のレンジトレードが 効率的。もう少し時間が経てば米ドル高へ 菅総理退任報道で日本株上昇は短絡的だが、現実なので受け入れるしかない 今週(9月6日~)もよろしくお願いします。 菅総理が任期満了で辞任するという報道を受けてから、日本の株式市場が上昇しています。 日経平均 日足(出所:TradingView) たしかに、菅政権での新型コロナ対策は後手後手感が否めず、内閣支持率も低下していました。 しかし、それで菅総理が退任することを受けて、株式市場が急上昇するということが本当に不思議、というか短絡的だなと思って見ていま... 続きを読む
ブログ 3 9月 2021 米ドル高になぜならない? 市場はパウエル 議長に勝手に期待して、勝手にがっかりした。 次の注目は米雇用統計に! 米ドル高になる可能性が高いと見ていたのに、なぜ、そうなっていないのか? 今年(2021年)も早いもので、もう9月に入りました。 日本での新型コロナウイルスの感染拡大が一向に収まらず、予断を許さない状態になっています。 新たに発見されたミュー株の影響も心配です。 私の周りでも、若い年代層で、コロナに感染してお亡くなりになったり、生死の境目をさまよった方が何人かいます。くれぐれも感染には十分注意をしてくだい。 先週(8月23日~)まで、米国の金融... 続きを読む
ブログ 26 8月 2021 米ドル/円は109円前後をしっかり買って、 110円台を売り抜くトレードを続けることが有効 米ドル/円は短期的にリスクオフで円高、リスクオンで円安という流れ 今週(8月23日~)もよろしくお願いします。 先週(8月16日~)から、金融市場に大きな変化は見られません。基本的に先週までの見方をそのまま維持しておきます。 【参考記事】 ●米ドル買い戦略の継続に、益々自信を深めたワケは? 米ドル/円は緩やかに112円、ユーロ/米ドルは1.16ドルがターゲットに(8月19日、今井雅人) そんな中で、1つずつ通貨ペアを見ていきましょう。 まずは、米ドル/円... 続きを読む
ブログ 19 8月 2021 米ドル買い戦略の継続に、益々自信を深めた ワケは? 米ドル/円は緩やかに112円、 ユーロ/米ドルは1.16ドルがターゲットに FOMCのメンバーの態度に変化が出て、米ドル高の流れとなる見方が本物か、FOMC議事録で確認できた 先週(8月9日~)のコラムの中で、FOMC(米連邦公開市場委員会)のメンバーの態度に変化が出てきて、これが米ドル高の流れを作っていくかもしれないという私の見方を紹介しました。 【参考記事】 ●米ドル買い戦略を継続! FOMCメンバーは考え方をすり合わせ、強気方向に統一している(8月12日、今井雅人) 今週(8月16日~)に入って、益々そうした見方に自信を深めています。 &emsp... 続きを読む
ブログ 12 8月 2021 米ドル買い戦略を継続! FOMCメンバーは 考え方をすり合わせ、強気方向に統一している FOMCのメンバーの発言が以前から変わってきた この1週間で、FOMC(米連邦公開市場委員会)のメンバーの発言が以前から変わってきています。 最初に発言したのが、クラリダFRB(米連邦準備制度理事会)副議長です。彼は、8月4日(水)にこう発言しました。 「米経済が金融当局の予想どおりに推移した場合、当局は債券購入のテーパリング(段階的縮小)について年内に発表し、2023年には利上げを開始する」 クラリダ副議長はこのように見通しを示したのです。 【参考記事... 続きを読む