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コラム:米緩和再開で年内ドル90円の現実味=上野泰也氏

[東京 29日] - 5月9日配信のコラムで、筆者は、6月が米追加利上げのラストチャンスになるかもしれないと述べた。共和・民主両党が各々の大統領候補を決める7月後半の全国党大会に前後して、本格的な「政治の季節」に突入するため、それよりも前に、なんとか利上げをしておきたいとイエレン議長ら連邦準備理事会(FRB)指導部は考えるだろうと推測したためだ。
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焦点:EU離脱後も米英の「特別な関係」盤石、2国間協定に現実味

[ワシントン 27日 ロイター] - 先週23日に実施された国民投票で、英国民は欧州連合(EU)離脱という道を選択したが、米政府が英国との貿易関係を軽視することはなさそうだ。両国の緊密な外交、軍事上の関係が損なわれた場合のコストを踏まえると、米英の「特別な関係」は今後も揺るがないと見られる。
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アングル:英とEUの新関係構築、既存モデルなく交渉長期化へ

[ブリュッセル 28日 ロイター] - 国民投票で欧州連合(EU)離脱が多数派を占めた英国は、EU市場へのアクセス権を最大限維持しながら、主権は回復して移民流入を制限したいと願っている。しかしそれにふさわしい既存の協定モデルは今のところ存在しないので、英国とEUの新たな関係を築くための交渉が長引き、相当な曲折を経るのは避けられないだろう。