[東京 9日 ロイター] - 世界の巨大銀行を対象にした新しい健全性基準が正式に決定し、規制スタンスの一部がようやく晴れてきた。だが、信用リスクをめぐる規制の行方は未定で、必要な自己資本の額は確定できない状況が続く。株主還元策を優先させたい3メガバンクにとって、内部留保の積み増しとの「二正面作戦」を強いられる展開がしばらく続きそうだ。 参照元:ロイター: トップニュース