Slash Card、イーサリアムUSDCのソラナへのブリッジ機能を実装

Slash Cardに新機能

ステーブルコインでカード決済可能な「Slash Card」に、新機能として「ブリッジ機能」が実装された。スラッシュビジョン(SLASH VISION)が6月25日に発表した。

ブリッジ機能実装によりユーザーは、イーサリアム(Ethereum)上のUSDCをSlash Cardの決済に利用できるソラナ(Solana)上のUSDCへ、アプリ内で直接ブリッジ可能となった。これにより、これまでソラナ上のUSDCにのみ対応していた入金プロセスが簡略化された。

「あたらしい経済」編集部がスラッシュへ取材したところ、ウォレット内のソラナへのブリッジは、米サークル(Circle)提供の「クロスチェーン転送プロトコル(Cross-Chain Transfer Protocol:CCTP)」採用により実現したとのこと。

また手数料については、ガス代および交換レートはかからないが、CCTPでの手数料が変動で少額かかるという。なおブリッジ実行前に手数料の見積もりが確認できるようなUIになっているとのこと。ちなみにガス代はスラッシュが負担している。

Slash Cardについて

Slash Cardは、米国ドルに連動したステーブルコイン「USDC」を決済原資として利用できるカード。4月20日に提供開始された。同カードは、厳格な本人確認や取引モニタリングを含む国際基準のAML(アンチマネーロンダリング)対策と日本の割賦販売法や犯罪収益移転防止法をはじめとする関連法令に準拠して、不正利用を防止し、安心して利用できる環境が提供されているという。

同カードのユーザーは、国内外のVisa加盟店において、従来のクレジットカードと同様に決済が可能。利用時には、ユーザーが保有するUSDCをもとに決済が行われ、加盟店側には従来のカード決済と同様に日本円などの法定通貨で支払いが行われる。決済の都度ステーブルコインを法定通貨へ交換する手続きは不要となる。そのためユーザーは、ステーブルコインの複雑な手続きを意識することなく、日常の買い物の中で自然にステーブルコインが活用可能になるという。

同カードでは利用にあたり、ユーザーが保有するメタマスク(Metamask)やファントム(Phantom)などのアンホステッドウォレット内のUSDCと同額相当の与信枠が付与される。カード決済後に使用した額がウォレットから自動で引き落とされる仕組みとなっている。店舗側にはクレカ決済同様、カード会社から現金が振り込まれるようだ。

同カードにおいて、スラッシュビジョンはプログラムマネージャー兼ブランド提供者として「Slash Card」の開発・運営およびブランド提供を担当。アイキタスはカード発行者として顧客管理およびシステム運営を担当。そしてオリコはBINスポンサーとして国際ブランドと対応を担当する。なおBINスポンサーシップとは、規制対象の金融機関(スポンサー)が、自社の銀行識別番号(BIN)を使用して、他の企業が自社の決済環境にアクセスできるようにする金融上の仕組みのことだ。

参考:プレスリリース
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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